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661 勝手に欲情(12/1更新） ページ31
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隣で胡座をかいて私を見てるかずが
急に顔を覗き込んできたかと思ったら
「ほい。どーぞ？」
突然、顎に手が添えられると
クイッとかずの方に顔を向けられた
///
「で？どこら辺が良かったって？」
小首を傾げると
ゆっくりと口角を上げながら琥珀が細められる
これは、絶対に確信犯の顔だ
って思うのに
血が上った頭は
殆ど思考回路が停止していて
何とか抵抗しようと口を開いたものの
声は出なかった
そんな鯉のようにパクパクとさせてる私を
肩を揺らしながら笑ってるかと思ったら、突然、
ちゅうぅぅ、
唇を吸われた
もう、そうなると身動きひとつ取れなくなって
そんな私を笑いながら
ちゅう、
ちゅっ、
はむっ、
何度も何度も、触れ合うだけの
深くは
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作者名：617 | 作成日時：2017年10月14日 7時
