今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:59,833 hit
小｜中｜大
5-25 日の出 ページ25
・
案内された部屋に入ると思わず声が出た
「わぁ、和室？
えっ？洋室？」
畳敷きの部屋に大っきなベッド
目をパチクリさせてる私の横を通り越して
真っ直ぐ窓際まで行きカーテンを開ける二宮さん
ちょいちょいと
手招きされて窓際に行く
「まだ
ちょっと早いか、」
「へ？」
「こっから、日の出が見えるんだって。」
「え？うそっ？」
少し興奮気味に窓の外を見てる私を
くくく、と笑いながら
腰を抱き寄せるから
寄せられる身体に
恥ずかしくって俯くと
「それじゃ・・・出来ない、でしょ？」
出来ないでしょ？って言ったくせに
私の唇を掬うようにして顔を上げさせられると
目と目が合って
私の頬を滑る柔らかい掌に
うっとりする
ふふ、
「まだ、時間ある、よ？」
「ぅん、」頷くと
「今日は、素直だね。」
言葉にされると恥ずかしくなるけど
電話で声を聞いた時に
会いたいと
心が二宮さんを求めてて
帰る？
って聞かれて、一緒にいたいと願ってしまって
だから
もう、限界なんだ
心も身体も二宮さんを求めてるんだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：617 | 作成日時：2017年1月9日 10時
