ラブストーリー 5 (ページ20)

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5-20 安堵ページ20

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「帰っちゃったね？」

「うん、」
ほっ、としてる私を横目に
残念、なんて言ってる

ブーブー

「鳴ってない？」

「もし、もし？」

「らぶらぶな所、申し訳ないんだけど
パパに何処の誰だか確認して来い、って言われたんだけど・・・」

絶対ウソだ！とは、言わないけど
ようちゃんも興味津々なんだ、きっと

だって、言ってる声が少し笑ってるもん

どうしよう・・・
ちらりと二宮さんを見ると

ん？て顔をして
「お兄ちゃん？」て聞くから

「んーん、奥さんのようちゃん。」

「いいよ？」
えっ？
まだ何も言ってないのに
言わんとする事が分かったのか
私の手を取って、立ち止まってるようちゃんの元へと歩き出すから

いや、マズイでしょ
ただでさえ、二宮和也なのに

ようちゃんは嵐のファンなのに

いや、相葉くんだっていってたけど

いやいや、そうじゃなくって

なんだ？
テンパってる間にようちゃんまで

あと10メートル・・・どうする？あたし、

あと5メートル・・・

「初めまして。
こんな時間に突然、すいません。」

そう言うと、ペコリとお辞儀をした