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5-18 見ーつけた ページ18
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あっさりと私の前に現れた二宮さん
いつだって、そう
二宮さんは最も簡単に私の心を揺さぶる
「すぐ、分かったわ。」
「え？」
「ホント、田舎だねぇ。
神社もここしかないから迷わずに来れたし。」
って言いながら
私に近寄って来る彼は
まんま、何にも変装なんてしてなくって
「あ、ちょ、ダメ、」
いくら、ど田舎で人が少ないとはいえ
誰もいない訳じゃない
ましてや
前を行くお兄ちゃんたちに見られたら、って
そう思うと気が気じゃないのに
立ち止まってオロオロしてる私を
時折、振り返るお兄ちゃんが手招きしてる
5-19 どうする？→←5-17 ヒドイカオ（1/30更新）
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作者名：617 | 作成日時：2017年1月9日 10時
