ラブストーリー 2 (ページ15)

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2-15 同伴出勤ページ15

くんくん、

お風呂上がりのいい匂い

どこを触っても、ふわふわ柔らかいし

んー、
朝から元気だな、オレ(笑)

チュッ、首筋にキスをひとつ
そのまま彼女をゆっくりと此方を向かせて

戸惑う唇を、彼女の全てを

淺くなぞった

・

「朝から、ごめん、ね？」

オレのセリフにいちいち赤くなるのが堪んない

ふるふる、と首を横に振って
ベッドから起き上がると
仕事に行く準備を始めた

その間にベランダで一服

「そろそろ出ます、けど、」

「はいはい、りょーかい。」

マンションの外に出ると

「えっ、と、
1人で大丈夫です、か、？」

ぷっ、オレは子供かっ(笑)

だから、わざと言う
「んー、大丈夫じゃないかも、」

そしたら
どうしよう、だけど仕事行かなきゃって
おろおろしてるから

くくく、
「行くよ」手を取って歩き出す

・

大通りでタクシーを拾って
私を押し込めると

ちょっと、もっと寄って下さいよ(笑)
って、グイグイと私を奥へ押しながら乗り込んで来る

「ちょ、私、仕事・・・「どこ？」
私の言葉を遮る

「へ？」

「会社でしょ？」

「そう、だけど、」

「で？どこなのよ？」