183 かわいい彼女 ページ35
「体調、悪い?」
そう言いながら
オレの額に手を当てる
「ん〜、熱はなさそうね。」
なんて、首を傾げてる
そんな彼女を見てると口元が緩んでくるから
思わず手で隠して俯いたら
「大丈夫?気持ち悪い?」
なんて
オレを抱える様にして
「ベッド行こ?歩ける?」
なんて言うから
素直に従って、寝室へと扉を開ける
ベッドの縁に座らされて
「お水持ってくるから、」
って、立ち上がった彼女の手首を掴んだ
「ん?なに?」
また、心配そうにオレの前にしゃがんで
下から見上げてくるから
「っ?!」
見上げてる彼女の頬を両手で挟んだ
オレに頬を挟まれて固定されてるから
立ち上がれなくって
焦ってオレの手首を掴んで
バタバタと
オレに頬を挟まれて
むにゅ、ってなってる唇にキスをして
そのまま、彼女を抱える様にして
ベッドへと倒れ込むと
オレの上に乗っかった彼女を
ぎゅーって抱き締めた
「、か、かず?」///
「ん?なに?」
「具合悪くないの?」
くくく
「ねぇ?どっから、
オレが具合悪い話になってたの?」
面白そうに笑ってる
「え?だって、あんな事、言うから・・・」
「あんな事?」
かずがゴロンと身体を反転させて
上下が入れ替わる
私の頭のすぐ横に肘をついて
真っ直ぐ見てくるから
恥ずかしくって視線を逸らしたまま答えた
「・・・、って。」
「ん?なに?聞こえない。」
「傍に・・・って。」
目をパチクリさせて、私を見ながら言う
「ウソでしょ?」
「え?」
「具合悪いから、一緒にいて欲しいなんて
子供じゃないんだから。」(笑)
「え?違うの?」
「違うでしょ?」(笑)
「良かった・・・」
そう言って
起き上がろうとするから
起き上がれない様に、
足を絡めて抱きつくと
ふふふ
「やっぱり、子供でしょ?」
って
可愛く耳元で囁いて笑うから
子供じゃ、ないでしょ?
って、上から覆い被さって
彼女に体重を預けて更に抱き締めると
「っ?!、か、かず?」
「ん〜?」
「///」
んふ
「ね?オトナでしょ?」
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作者名:617 | 作成日時:2015年10月31日 21時