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171 接待 ページ23
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森くんと会社を出た
タクシーに乗り込んで
お店へと向かう
「今日、
本当は予定があったんじゃないんですか？」
「え？全然、大丈夫だよ？」
「なんか、無理させてたらごめんなさい。」
「ホントに大丈夫だから、
それに、美味しいもの食べられるし、」
私の言葉に
ほっ、とひと息吐いて
「じゃあ、2軒目に用意してる日本酒BARにも付き合ってもらっていいですか？」
「あー、そうだったね。
日本酒がすきなんだっけ？」
「いい店見つけたんですよ。
JAZZとかR&Bが流れてる日本酒BARなんですけど。
お酒もレアなものがあって、常連さんにしか出してくれないものとか。
だから、俺頑張って通い詰めましたからね。」
「そっか、
では、微力ながらお手伝いさせて頂きます。」
そうこう言ってるうちに
お店に到着した
最初のお店は
懐石スタイルで出てくる和食創作のお店らしくて
お酒も
日本酒から、和食に合うシャンパンまで
色々な種類があるみたいで
森くんの
今回の尾上部長との仕事への熱の入れ具合が
伝わってくるから
背筋を伸ばして気合を入れた
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作者名：617 | 作成日時：2015年10月31日 21時
