166 北の国から ページ18
” 太るよ？”
出張に行ってから
毎日、ラーメンの写真が送られてくるから
思わず送った一言
なのに
” ちょっとくらい太っても大丈夫でしょ？”
って妬ましいひと言
それに、ね
ラーメンが美味しいのは知ってるけど
もっと
色々あるよね？
” ねぇ？
貝やお魚の美味しい所じゃないの？”
って送ったら
” ワタシの嗜好
Wikipediaで調べといて？”
え？
彼氏の事、Wikipediaで調べるの？(笑)
・
” ねぇ、毎日何してんの？ ”
” お仕事 ”
知ってるわ
そーじゃないでしょーよ
かずがいなくてさみしい
とか
かずに早く会いたいな
とか
ないわけ？
もう、ほんとにつれないんだよね
・
かずが出張の間は自分のマンションに帰った
だけど
数日空けてただけの自分の部屋が
なんだか、さみしい・・・
違う、かな？
かずがいない事が
心に隙間を作ってる感じ
今までは
こんな風に、時間を持て余したりした事なんて
無かったのに
かずとの時間が増えれば増えるほどに
さみしさが比例して増えていく気がする
なんて
贅沢な悩みなのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：617 | 作成日時：2015年10月31日 21時
