俺様side ページ38
そして長い長いキスがどちらともなく終わりを迎える…。
そっと唇を離すと、ギュッと腰に回った温もりを感じた。
……美佳
愛しくて、愛しくて、愛しくて。
美佳を滅茶苦茶に愛したい。
愛して愛して俺の愛で壊れてしまえばいい……。
俺はそんな狂った考えを美佳に悟られないようにそっと美佳の頭を撫でる。
そしてどれくらいの時間がたっただろうか……。
美佳がそっと口を開いた。
「私……瞬と離れたくない。」
ただそうポツリと呟いた。
「……離すかよ。」
美佳は軽く震えている手でさらに強く俺に抱き着いて来て。
俺は美佳の頭に置いていた手を離し、強く美佳を抱き寄せる。
絶対に…こいつを離してたまるか。
「私っ、これからも瞬の隣にいていい…？」
「当たり前だろ？俺の隣は…お前以外いねぇし。」
学校の席でも、恋人としての存在も、そして将来の人も＿＿＿＿。
「何か不満があるなら俺に言え。不安があるなら俺にそれをぶつけろ。…受け止めてやっから。」
そして美佳がそっと顔をあげる。
その瞳は軽く潤んでいて。
「……私以外の女の人に触らないで、話さないで、近づかないで。そう、思っちゃって…。瞬が他の人と話すだけで不安になっちゃって。そんなの無理だって分かっているのに。重いって分かってるのに。こんな自分…すっごい嫌で、苦しくて。…辛いの。」
そして一筋＿＿＿＿＿＿＿綺麗な光を含む涙がそっと零れ落ちた。
「私から、瞬は離れて行っちゃうって思って…っ。私……どうしようもなくあなたを愛してるの…。」
あぁ。
俺、もう美佳以外考えられねぇわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こばと(プロフ) - あおい...*さん» ありがとうございますo(^▽^)o (2014年11月5日 22時) (
レス) id: aa1075fe0f (このIDを非表示/違反報告)
あおい...*(プロフ) - こばとさん» ふぉろばしましたーーーーー！( *´艸｀) (2014年11月5日 22時) (レス) id: e162fa7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
こばと(プロフ) - フォローしました！！こばとちゃんねるで来てますか？ (2014年11月5日 22時) (レス) id: aa1075fe0f (このIDを非表示/違反報告)
こばと(プロフ) - わかりましたー！ありがとうございますo(^▽^)o (2014年11月5日 22時) (レス) id: aa1075fe0f (このIDを非表示/違反報告)
あおい...*(プロフ) - こばとさん» 返信遅くなったぁぁぁぁぁ泣泣そして全く続きがかけてないorzあ。それとどーでもいいことですがTwitterアカウント作り直したのでご報告← (2014年11月5日 22時) (レス) id: e162fa7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiaoihomu/
作成日時：2013年10月13日 19時
