転校生のイケメン彼氏[名前変換オリジナル]

俺様くん３ ページ13

先生「はーい！もーチャイムが鳴るわよ！！席に座りなさーーい」



…うわっ


教師のバカでかい声のせいで目がさめた


マジでビビった…




先生「何か…みんなしんみりしてるわね(笑)まぁ、授業は元気に受けてね〜♪」


…あの奈々？とかいうやつのせいだろうな

すっげー静かなきょうしつですこと



でも、あの女教師の雰囲気で少しはまともな空気になった



俺のせいであんなになったと思うと気まずい…


まぁ少しだけな



先生「じゃー、教科書の７０ページ…。あっ！佐々木君は、まだ教科書を持ってないのよね？なら、美佳ちゃん！！一緒に見てあげて！！」




美佳「え？」


…教科書とか…もらってないな



先生「いいじゃない〜。お隣さんでしょ？」



美佳「うん…分かりましたーー」


隣の奴は…嫌だろうな

すっげー気まじーーー


先生「はい。いい返事よ！じゃぁ、気を取り直して教科書の７０ページを見て〜…」



…あの教師、俺らが気まずいことも絶対きずいてるだろ



何考えてるんだ？



美佳「えっと…佐々木君？」


おっと…

こーいう場合ってどうすんの？？


とにかく…なにか言わねーと


瞬「瞬でいいから」


…は？


俺…何言ってんの？？


いきなり呼び捨てにしろって…


こいつも驚いた顔をしている


……俺も自分の言ったことに驚いた


美佳「んじゃ、瞬くん…。一緒に教科書見よ？」


…上目使い＋名前呼ばれた


ヤバイ


さっきの聞かなかったことにして…なんていえねー



胸のドキドキを感じるととともに、自分が女に気の一つもきけないことに…思いっきり腹が立った


俺って…こんなヘタレだったんだ



そんなことに腹を立て、そしてショックを受けながら、胸をときめかせながら複雑な気持ちで授業を受けた


にしても…この隣のやつ…ヤバイ


なんか「可愛い」って顔も可愛いけど、守ってやりたくなるような…


とにかく、気になる


いくら腹が立っていても…すんげー気になる

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