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天宮咲菜 ページ30

朝までバレることなく続けていたらもう授業が始まる時間。

ちなみに猫ちゃんは朝日が昇ると同時に帰っていったわ。

「わっ、大変!そろそろ着替えて行くわよ」

「うっ、うん」

正直、怖いわ。

でも別に噂になった訳じゃないし。

うん。

「大丈夫....よね」

そう思いながら制服を着るとなんとか着れた。

まだ、吐き気とかはするけどこれくらいなら大丈夫。

少しだけ、怖くないもの。

「あ、そういえばね。昨日、咲ちゃんが魔法を見せるとき校庭とかで使えませんかー?って聞いたのよ」

えっ、あれもしかしてもう決まったら出来事だったの....?!

早く言ってほしかったわ。

「そしたらまた?って言われたのよ。あたしたちの他に使いたい人いたのね、きっと」

「まぁ、またって言ってるしね....」

でも、どんな人なんだろ。

きっと魔法で人を笑顔に出来る人なんだろうなぁ。

私も会ってみたいわ。

きっときっと、素敵な人に違いないもの。

「ふふ、少しだけ機嫌が良くなったわね」

「そ、そうかしら?」

はにかんで返事をすると「はやくクラスの人達にもこの可愛い笑顔を見せたいわ〜」とか言い出した。

「はいはい」

私はそう言うとクラスに着いた。

「もう、大丈夫かしら?」

「ええ、ありがとう」

そう言うとガラッと教室のドアを開ける。

モブ「あ、やっと天宮さん来たー!」

モブ2「もーみんな待ってたんだから!」

そうワッと来られ私は困惑する。

「こ、これはどういう....!?」

モブ「天宮さん、人を助けたんでしょ?」

「え、ま、まぁ....」

最悪の形で、だけど...。

それでも少し、嬉しかったの。

せいちゃん以外の人に笑顔を向けられるなんて久々だから。

「....天宮、ちょっといいか」

「先生....?」

だから、ダメだったのよね。

「天宮、お前は今日から停学となる」

「え....?」

私は人に笑顔を向けられてはいけないから。

界岬鎖魔&騎良琉沙→←熊虎正十郎



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ヨミ紅蓮(プロフ) - 作りましたーパスは同じです (2019年5月19日 6時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編作りますよー (2019年5月19日 5時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ川 成瀬(プロフ) - 続編どうしますか?(;^ω^) (2019年5月17日 10時) (レス) id: fb76e05d16 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - 終わりました (2019年5月17日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - 最新します (2019年5月17日 7時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢咲学園の生徒や教師 x他4人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月30日 7時

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