最強カップル (ページ6)

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１３位の腕相撲ページ6

アジトを出て広場にでて進めばいろんな人が
「次は俺だ！！」「いや！俺様だな！」と
叫んでいた、その真ん中にはおっさん、白髪
そして屈強な男と腕相撲してる男の子

「ねえ、私あれ、やってきていい？」

「一回(いかい)だけよ」

『私も行っていい？』

「おまえもやるのか？」

とフランクリンが何か意外そうな顔で見ていた

「ダメよ、他の男の手を熱く握るなんてワタシが
許さないよ」

Aはぶーと口を突き出して不満そうな顔をしてるが
少し照れている

『じゃあ、シズクの付き添いで行っていい？』

「ま、それぐらいいいね」

シズクとAは列に並んだ
ついでに前の奴から一万くすねてシズクに渡したA

『シズクで旅団の中で何位だったけ？』

「13位だよ」

『あ、そうだった』

13位、聞いたら力よわいんだなと思うだろうが
そこらへんにいる奴より桁外れに強い
ただ旅団の皆が強すぎるだけで

そういう感じの話をしていると順番がきた

「次の人どーぞ」

「おっ」とおっさんは顔を上げシズクと一緒についてきた
Aを見た

「あ、君順番…『あ、私腕相撲しません。付き添いです』」

「分かった、じゃあ横にいてくれ」と言われ
おっさんの横に立つ

そしてシズクは椅子に座り緑の男の子と手を組む

「さぁ～～レディ～～～～～ゴッ！」

ん、あれ？シズク左じゃないんだと思いながら
Aは見ていた

シズクが左じゃないということもあるが
あの男の子やるなと思いながら見ていたA

そして緑の男の子が勝った

「ハイ残念負けちゃった～～～～！」

「よくやったネーチャン！」「ボウズ演技が上手い！」と
周りから声が発せられる

『シズク』

「うん」

シズクは私の横を通り過ぎていく
私は白髪の子とバッチリ目が合う
私はにこりともせずに金をすりながら
去っていった

「どうだった？」

とフランクリンがシズクに聞く

「負けちゃったあのコ強いよ_____」

「シズクが弱すぎるね」

「あのダイヤちょっと欲しかったのに」

ポスッとフランクリンがシズクの頭に手を乗せる

ついでになのか、私の頭の上にもデカいフランクリンの
手が乗る

____何万円すったけな？

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