最強カップル (ページ2)

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荒野で暴れる蜘蛛ページ2

植物がサボテンしかなく辺り死角が無く
ただただとてつもなく長い道路が一直線ある
ヒュウウと風が吹き足元の砂を持ち上げ
フランクリン、ノブナガ、マチ、フェイタン、A
の服をなびかせる
ギラギラ照らす太陽はその風を暖かくした

「十四人が一堂に会するなんてナァ何年ぶりだったけか」

「三年二カ月と言てもあの時とは二人面子が違うね
四番と八番別の人に替わた」

「ああ、そうだったな」

そこでAがハッ！！と三年二カ月で思い出して
ノブナガの方に首を向ける

『ノブナガ、前盗んだときの宝まだ貰ってないけど』

ギクッとあからさまな態度を見せるノブナガ
「何ヶ月前の話だよ」とおまえ記憶力すげえなぁって
言って「また後で渡すわ」と言った

『アレがあると新しい拷問器具が買える』

「ゲッ、てかお前の私財で買えるだろ」

『買えるけど私財使うほど高くない』

「なんじゃそりゃ」

「A、今私財何円持てるか？」

『最近見てないから分かんないけど…三億いってるはず』

「Aお前そんなに少ないのか？俺でも四億は
持ってるぜ」

「ま、その私財だいたい骨董品ばかりね」

「うるせ」

ブォオオとデカい車が横を通り過ぎる
髪の毛が揺れ口に髪の毛が入る
ベッ！と髪の毛を飛ばす

「マチ…四番の野郎は…今日はちゃんと来るんだろうな」

ああ、あの変態トランプ奇術師か、とAの
頭にトランプで口をかくしニヤニヤしてる
変態奇術師の顔が浮かんだ

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