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侑「…治、熱下がったか」

治「おん、36度3分になったわ

…ツムもありがとぉ、今日」

侑「別に、おととい昨日…サムが

やってくれてんことやっただけやし」



侑「て…お前、絶対Aのこと

最初から好きやったろ」



治「そな上から首だけ向けんなや気持ち悪い」


治「そのまま上から落ちろや」


侑「なんやと!?」


治「…いつ好きなったかは知らん」


治「好きに理由も時期もいらんねん」




侑「…Aんこと泣かせたら…貰うで」


治「…貰うてなんやねん」


侑「うるさいわ!もう寝ろ病人!」


治「なっ…お前には言われたないわ!」



侑「…」


治「…」







『体育祭 計画表』

その紙を机の上において

頭を抱えとる委員長が目に入って

ぽんと持ってたチョコを机の上におく。



A「委員長、まーた

先生に無茶言われとるんか」


サツキ「…あ、北っち…チョコ、くれるん?」


A「おん、疲れとるときは甘いもん」

A「…これいつまで決めんといけんの?」


サツキ「今週中」


A「…えぇ、あと4日しかないやん」


サツキ「そうなん、しかも

クラブ生はその種目出れへんから

結構考えて決めなあかんし

審判も決めんといけんくて

頭パンクしそやねん…」


A「ほぉー…副委員長は何しとん

それに体育委員は?」


サツキ「…どっちも

元々手伝ってくれるタイプやないん」


A「て、角名やん、体育委員」


サツキ「…怖くて話しかけれ…」


A「角名ぁ!!」


サツキ「き、北っち!?」


A「なんや、別に怖ないて」



角名はしぶしぶ立ち上がって

高身長なのに猫背ですたすたと

こちにくる。



角名「…ナニ」


A「体育委員の仕事やろコレ…手伝えや」


角名「…げ」


A「何が「げ」やねん。

委員長一人でこんなん無理やし

まずは角名、お前が審判くらいは決めや」


A「…自分がプリント作って

第1希望から第3希望まで種目の希望聞くわ

全員2つは出んとあかんのよな?」



サツキ「え、うん…でも、

北っちも角名くんも忙しいんと…」


A「忙しいんは委員長もやろ」


サツキ「ありがと…」



A「昼休み作るから配ってぇ

明日のSHRに提出してもらって

明日明後日で決めよか!」



サツキ「うん!」



A「角名も、

各種目の審判くらい決めれるやろ

明日までに」



角名「えー…うん」


角名「めんど…」

49: 猛獣使い→←47: 幸せもん



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作者名:げんまいちゃ。 | 作成日時:2020年12月26日 3時

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