【6章】最強の魔法 ページ49
side貴方
私とアスタはある一点を見つめて笑い合う
とりあえず、アスタがあそこまで行けるようにアスタの足を治さないとな
【天気回復魔法"微笑みの月時雨"】
先程の戦闘で傷んでいた足を回復魔法で治し、「これで行けそうか？」と聞く
アスタは力強く頷き満面の笑みで一点を見つめた
貴「アスタ、氣でわかるだろ？」
アスタ「ああ、ビンビンに感じてる」
貴「タイミングだけは私が測ってやる
あとは、好きなようにぶっ放してこい！！」
アスタ「おう！！」
アスタの足が万全な状態ならあそこまで飛ぶなんて訳ない。マジで、どうかしてる筋肉だと思うけどアスタだからこそ高められた身体能力
貴(だからこそ、私はこの先を見てみたい)
リヒトの頭上に空間が開きそうな魔力を感じる
貴「行ってこい、アスタ！！」
私の言葉を聞いて、アスタは足に力を込め大地を蹴り上げ一点目掛けて飛んだ
今ココは激しい戦闘が繰り広げられてる戦場だ
色々な魔法が飛び交い、煙幕のような土埃も舞っている。全員の視界も良好じゃないだろう
視界が良好じゃないからこそアスタは光る
なぜならアスタは魔力がないから
この場でアスタを感知できる者は…いない
私は後方の視界が良好な場所にいるため全部が見える
リヒトの頭上から空間魔法で現れた団長も
それを想定して団長に攻撃を放とうとしているリヒトも
そして…
「なぜヤツがそこに！？」と言いたげな皆の瞳も
アスタ『最強の…魔法？』
首を傾げたアスタに耳のそばで紡いだ言葉
貴『誰もが持ってるようで
誰も使いこなせない最強の魔法
その魔法をアスタはいつだって使いこなしてきたじゃないか』
.
.
.
アスタ「諦めないのがぁぁオレの魔法だ！！」
貴『"諦めない"っていう最強の魔法を』
.
.
アスタ「へへ、どーだ！魔力なしの一撃は」
ヤミ「小僧、限界超えたじゃねーか！！」
貴「やっぱりアスタは面白いわー、最高！」
アスタ「A！？いつのまに」
貴「私は魔法でひとっ飛びだから」
"浮雲の自信"でプカプカと上空を飛びながらヤミ団長と同様、アスタの頭を撫でる
だが、そんな雰囲気をぶち壊すように倒したはずのリヒトが光だす
貴「終わったと思ったら…のパターン
今回多すぎだろ…」
.
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神楽 - 読んでいてとても楽しいです。早く続きが読みたい❗️ (2022年7月15日 15時) (
レス) @page16 id: cb0290e542 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» あ、やっぱり気付きますよね（笑）一応意図的に似せてます！書きながら早くメレオレオナ団長出てこないかなーって思ってます（笑） (2020年5月18日 14時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - 快晴の怒りってなんかメレオレオレナの灼熱腕に似てますよね (2020年5月18日 13時) (レス) id: 63a31e3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月17日 23時
