【6章】三魔眼 ページ46
side貴方
団長が目の前に来た怠そうな男に斬りかかる
だが、その男は素早く後方に飛び腕側にだけ傷を作った
斬られた時に「メンドくせー」とか言っていたが、一緒にやってきた二人のところに辿り着くと
自分の手を傷の方にかざした
【光魔法"癒しの光粒"】
アスタ「何であの魔法を！？」
訳がわからない
そもそも光属性ってだけで貴重なんだ
仮に光属性が二人いた、それならそれでいい
貴「何で全く同じ魔法が使えるんだよ…」
見たことない魔法
目の前の三人の膨大な魔力
そして、リヒトにも負けないくらいの殺意
リヒト「来てくれたんだね…すまない…
私一人の力では及ばなかった…君達がいればもう安心だ」
【炎回復魔法"不死鳥の羽衣"】
リヒトの言葉が終わらないうちに、新手の一人の女性がリヒトに回復魔法をかけ始めた
「リヒトくん…
なーんでも一人で抱えてたらメンドーだよ？」
「よくも我が友を…！許さねぇ八つ裂きにしてやる」
「リヒト痛い…？傷つけたヤツが憎い」
リヒトを庇うように前に立つ三人
一人はさっき団長の目の前に来た怠そうな男
そして獣のような見た目とガタイの良い男
最後の一人は、桃色の髪をした女性
三人とも真っ直ぐとこちらを見つめている
リヒト「紹介しよう…彼らは白夜の魔眼でも最強の三人…こと戦闘においては私より上の存在
『三魔眼［サードアイ］』だよ」
分かる、分かってしまう
リヒトの言ってることは嘘じゃない
感知は苦手だ…
でも、相手の力量はちゃんと測れるつもりだ
この三人は強い
リヒト「君達の王国はクローバーを象徴としているね
クローバーの葉には君達に似つかわしくない耳障りの良い言葉が秘められている
即ち『誠実』『希望』『愛』
彼らにはその対となる意味の名を冠してもらった」
リヒトがゆっくりと話をしながらも、新手三人はこちらに向かってくる
私も剣を握り臨戦態勢を整えた
リヒト「『不実』のライア」
【模倣魔法"闇纏・無明斬り"】
ライアと言った男は団長と同じ技で、闇の斬撃を団長に向かって放つ
ヤミ「テメー人の魔法パクんじゃねぇ！
著作権の侵害で訴えるぞー」
ライアと向かい団長に襲いかかる影が見える
私はそこへと駆ける
【獣魔法"ベアクロウ"】
ライアの攻撃に対応したすぐ後だ、このスピードの攻撃は流石の団長も危ない
リヒト「『絶望』のヴェット」
キンッ
貴「団長…この獣男は私が相手します」
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神楽 - 読んでいてとても楽しいです。早く続きが読みたい❗️ (2022年7月15日 15時) (
レス) @page16 id: cb0290e542 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» あ、やっぱり気付きますよね（笑）一応意図的に似せてます！書きながら早くメレオレオナ団長出てこないかなーって思ってます（笑） (2020年5月18日 14時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - 快晴の怒りってなんかメレオレオレナの灼熱腕に似てますよね (2020年5月18日 13時) (レス) id: 63a31e3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月17日 23時
