【6章】団長の実力 ページ36
side貴方
フィンラルさん達が空間魔法で無事逃げれたのを確認し、私と団長は目の前に佇むリヒトを見据える
アスタ「あんなの何で止められるんスかー！？
Aもめっちゃ対応できてたし！！
団長の剣もAの剣も何スかぁぁ！？」
そんな空気をぶち壊すように目を輝かせたアスタが、ずっと気になっていたのだろう疑問を嬉々として聞いてくる
貴「んー、この剣はジャンビーヤナイフっていう剣
何で止めれるのかは知らん。"勘"で斬ってる」
ヤミ「これはオレの故郷の日ノ国にある刀っつー武器で…今のは…
って説明してるヒマねーしメンドくせー
見てろ
Aは後ろに逸らしたやつ頼んだ」
貴「あーい」
本当にさっきまで鬼気迫る現場だったのか疑いたくなるほどのゆるさ
だけど、この人が…団長がいるだけで何とかなると思わせてくれる凄みがそうさせる
貴(私さっきまで、若干絶望しかけてたんだけどな…)
アスタが団長の攻撃に集中できるように、団長以外に向かう刃は私が斬る
そして、私に頼んだ団長は自分に向かってくる刃を
黒い何かを刀に纏わせ、全てを斬り伏せる
アスタ「すげええええ」
団長の攻撃に歓声を上げるアスタと
団長の攻撃をを分析するリヒト
リヒト「では、これはどうかな…？」
リヒトはその瞬間、団長の後ろへと回り光を創り出す
あの攻撃はアスタに喰らわせようとしていたもの
アスタの時は、アスタが死ぬと確信した
だが、団長にその攻撃が向けられて大丈夫だと思った
貴「これが、魔法騎士団団長の実力…」
団長は前を向いている
後ろにいるリヒトの方は向いていない
だがその体制のまま
後ろから放たれたリヒトの攻撃を寸分違わず刀捌きで
__斬り伏せた
リヒト「これが異端の大魔法騎士の力か…」
ヤミ「…あれ？
オマエ…どっかで会ったことあるっけか？」
光の刃の嵐は収まり、リヒトと団長が相対する
団長が少し悩んだそぶりをした後、いつも通りゆるく言葉を発する
ヤミ「オレの知り合いに光魔法なんて使うヤツいねーんだけどな…テメーどちら様だ？
何が楽しくてこんなことしてんの？」
攻撃は止んだが気が抜けない状況で、私とアスタはただ2人の会話に耳を澄ます
リヒト「……ひとつ……寓話を語ろう…」
リヒトは裏のある笑顔を浮かべながら、ゆっくりと語り出した
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神楽 - 読んでいてとても楽しいです。早く続きが読みたい❗️ (2022年7月15日 15時) (
レス) @page16 id: cb0290e542 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» あ、やっぱり気付きますよね（笑）一応意図的に似せてます！書きながら早くメレオレオナ団長出てこないかなーって思ってます（笑） (2020年5月18日 14時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - 快晴の怒りってなんかメレオレオレナの灼熱腕に似てますよね (2020年5月18日 13時) (レス) id: 63a31e3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月17日 23時
