【6章】勝利への思考 ページ30
sideなし
3人がそんなわちゃわちゃした会話をしていると、アスタの魔導書［グリモワール］が光る
アスタは驚いて魔宮［ダンジョン］で見つけた剣を魔導書から取り出した。そして、その剣はいつかの戦いで光ってたようにピカピカと光っている。前は青くだったが、今度ば薄紫色に
「ブグオオオオオ」
アスタにもそれは分かったらしく、魔宮同様向かって来る怪物に向かってその剣を振るう
そしてその剣は空を斬るが、現れる魔力の斬撃
その斬撃は怪物へと向かい、怪物を真っ二つにする
やったかと思ったが、怪物は呻きながらも猛スピードでその体を元に戻していく
アスタ「これでもダメかぁー！！」
貴(いや違う
ゴーシュの攻撃と比べて怪物は呻き声を上げている
ということは、あの斬撃は効果があるということ)
体は元に戻していくがさっきまでの反応とは明らかに違うことに、あの怪物を倒す算段を立て始めるAとゴーシュ
「わぁ〜、ナニナニ今のぉ〜！？
反［アンチ］魔法の飛ぶ斬撃〜！？
どうやって撃ったのぉ、どうやって撃ったのぉ！？」
アスタの斬撃に興味津々な反応を示す少女
だが、あの斬撃は連発することは出来ないらしくアスタは力が溜まるまで待つしかできない
貴(あの怪物を倒すためには、修復が間に合わないくらいの連続攻撃を喰らわせること)
ゴーシュ(一番の有効打はアスタの今の斬撃だが…
手数が足りなすぎる
…！
オレは自分の写し身をつくる魔法を使っていたが
これを他者に使ったらどうなるんだ？)
ゴーシュはある可能性を見つけそれを考える
常に単独での行動を好み
かつ他者を信用しなかったため
他者に対して自分の魔法を補助的に使うという発想のなかったゴーシュ
だが今までの失敗と
不本意ながらアスタとAを認めたことにより
急速に魔法理論を思考・展開させ始めていた
結果
根本的には類似するがまったく異なる魔法を生み出し
魔導書に新たな一ページを刻んだ
ゴーシュ(だがこの魔法は今の魔力じゃ発動できねぇ)
新たな魔法の魔力量を知り、ゴーシュは一瞬考えたが後方にいる自分がよく知る人物に声をかける
ゴーシュ「オイババア！
少しの間だけ時間稼ぎを頼む」
子供を護っているためAに頼むことはできない
だが、テレジアはゴーシュが使えると言って連れてきた。テレジアの能力をこの中でゴーシュが一番理解していた
テレジアなら時間稼ぎ出来て当然だと
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽 - 読んでいてとても楽しいです。早く続きが読みたい❗️ (2022年7月15日 15時) (
レス) @page16 id: cb0290e542 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» あ、やっぱり気付きますよね（笑）一応意図的に似せてます！書きながら早くメレオレオナ団長出てこないかなーって思ってます（笑） (2020年5月18日 14時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - 快晴の怒りってなんかメレオレオレナの灼熱腕に似てますよね (2020年5月18日 13時) (レス) id: 63a31e3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月17日 23時
