【4章】魔宮攻略 ページ7
sideなし
魔宮[ダンジョン]から脱出し数十分立ち、アスタが目を覚ました
貴「おはようさん、アスタ」
ユノ「アスタ!」
ノエル「よかった…!」
アスタが目を覚ました事により、皆アスタに駆け寄る
アスタ「あだだだだ」
貴「痛いのは生きてる証拠
私も茶髪ちゃんも魔力もうないから許してな」
悲鳴を上げる体をなんとか起こし、アスタは駆け寄ってくれた皆に笑顔を向けた。その笑顔に皆が微笑む
ノエル「フン、無事ならいいのよバカスタ」
ミモザ「信じられませんわ
とんでもない回復力です」
ユノ「丈夫なとこだけがコイツの取り柄だから」
アスタ「何だとユノォ〜!
他にも何かいろいろあるわぁぁ…」
貴「はいはいわかったから、無理して動くな」
傷口を押さえながらもその表情に笑みを宿し何とか立ち上がりながら、真っ直ぐユノを見据えた
アスタ「魔法帝になるまで死んでたまるか…!」
ユノ「魔法帝になるのはオレだ…!」
二人とも真っ直ぐお互いを見つめるその瞳は目指すべき夢のために、高め合うライバルとともに、その先にある未来を信じる強い瞳
そんな二人にゆっくり近づく影が一人
クラウス「オマエら…」
ユノ「クラウス先輩」
アスタとユノに近く男、クラウスは下を向いていてその表情が読めない
だが、二人の目の前に来た瞬間に思いっきり抱きしめた
クラウス「本当に…すまなかった!!」
アスタ・ユノ「「!?」」
貴・ノエル・ラック・ミモザ「「「「!?」」」」
いきなりの抱擁と謝罪の言葉に全員が驚きの表情へと変わる
クラウス「下民だのとオマエらを認めなかった自分が恥ずかしい
オマエ達はクローバー王国の
素晴らしい魔法騎士だ…!!」
その言葉を聞いてAは初めてクラウスに優しい表情を向けた
それを見る三人も、微笑ましそうに抱擁トリオを眺めていた
アスタ「メガネのダンナ…イタイ…」
ユノ「先輩…暑苦しいです」
申し訳なさそうなクラウスの謝罪を意に介さずに、一刀両断する二人に皆が笑い出す
つい数十分前まで敵国と交戦していたとは思えないくらいの和やかな会話
貴(ちゃんと人を見て関われば分かることはできる
…わかり合うことができる
その人が人を知ろうとしているのなら
でもいつか、知ろうとしない連中は出てくる
その時君達は…一体どう乗り切るのだろうね
私はそれを赴くままに見守っていく事にするよ
だって君達は私が認めた
とても面白い人たちだからね)
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます!!面白いと言ってもらえて光栄です!!頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです!凄い面白かったです! (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい!言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´;ω;`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです!ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか? (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります!! (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年5月14日 16時