【4章】崩壊 ページ5
sideなし
一瞬の出来事
ユノ以外の者からみたらいつのまにか男が壁に叩きつけられている姿が映っていたのだから
ユノだけは、先程の見たものが信じられなくてその場から動けなくなっている
時が止まった感覚、近くには小さな妖精のような少女が眠そうにそこにいた。そして、ただ男に息を吹きかける仕草…その後は皆が見たものと同じものがユノの目に映ったのだ
クラウス「ユノがやったのか！？一体何を…
……魔法が解けた」
囚われていたクラウス達は、男が叩きつけられた事に驚いていたがその後男の魔法から解放されたことにより終わりを理解した
貴「まあ、なんというか…
今度こそ、倒したって事だね」
終わった事に一息つくA達だったがどこからか凄まじい音が聞こえてきた
その音の正体にいち早く気づいたAはうんざりしたように笑った
貴「もう、本当に…面白いのは好きだけど…
適度な休みは必要だと思うんだよね…」
その声をかき消すように周りの岩達が崩れ落ちてくる
ユノ「魔宮［ダンジョン］が…崩壊する…！！」
次々と形を失っていく魔宮に皆驚きを隠せないが、このままでは一緒に生き埋めになってしまうためそれぞれが行動を起こす
【風創成魔法"天つ風の方舟"】
ユノ「みんな乗れ…脱出する！！」
ユノが魔法を発動し、皆が魔法へと向かっていく
気を失っているアスタはラックが抱えて運ぶ
ユノが全員を乗ったことを確認すると方舟を発車させようとするが、朧げなその意識でアスタ言葉を口にした
アスタ「あ…いつを
…アイツも…助けて…やってくれ」
その言葉を聞いて信じられないような顔をするクラウス
クラウス「な…！？何を言っているのだ
ヤツは我々を殺そうとした敵国の者だぞ！？」
貴「私達の任務は魔宮の攻略
敵を…誰かを殺しに来たわけじゃない
だよな？アスタ」
アスタが言いたい言葉を代表してAが口にすると同時に方舟から飛び降りる
クラウス「何をしている！？」
ラック「ま、あんな強いヤツ死んじゃうには惜しいもんね」
予想できない黒の暴牛の行動に頭を抱えるクラウスだが、彼らのいう理由も分かるためそこまで、強くは出てこない
貴(間に合うか…？)
出来る限りの魔力を込めるが後もう少しのところでAの目の前に巨大な石が降ってくる
クラウス「…もうムリだ！間に合わん、行くぞ！」
Aも悔しそうに方舟へと戻り、通路を駆けた
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄です！！頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい！言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´；ω；`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです！ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか？ (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月14日 16時
