【5章】襲撃後 ページ40
side貴方
ケホケホと咳き込みながらも、何とか銀翼団長がいるところに辿りつき目の前にいる襲撃者達を見ると
明らかに見知った顔がそこにいる
貴「アスタっ！？」
よくわからないが、粘液らしきものに取り込まれているように見えるが…捕まったのか？
少しばかりアスタが捕らえられていることに困惑していると、目の前の襲撃者達は空間魔法に包まれながら私達に言った
「覚えておくがいい…魔法騎士団の者共よ…
我らは『白夜の魔眼』
クローバー王国を滅ぼす者だ！！」
そう言い残し、アスタ諸共姿を消した奴らがいた場所を…私達は眺めることしか出来なかった
ノエル「アスタが連れて行かれるなんて…アスタを助けないと！
クラウス「ノエル…無理だ…残念だが移動先の魔力を探ることはできない」
ノエル「でも…だからって！」
心配な瞳でアスタがいた場所を見つめるノエルの肩に私は手を乗っけて話す
貴「ノエル、クラウスの言う通りだ
とりあえず今は、また攻められる可能性を考慮して警備体制を整えることとか私達に出来ることをやろう」
ノエル「でも、A…アスタが…」
地面に膝をつきノエルの目線に合わせる
落ち着かせるように優しく微笑みながら、私はノエルの頭を撫でた
貴「それに言ったろ？
アスタは私たちが思うよりも強いって」
その言葉にノエルが「うっ」と下を向く
そんなノエルに「信じて待とう」と言って私は立ち上がった
貴「さて、それで大丈夫ですよね？銀翼団団長様」
立ち上がった先で私の視界にいる銀翼団長にニコリと微笑む。銀翼団長は黙ったままだったが、私はそれを了承したと捕らえて銀翼団長と共にある一点を見つめた
ミモザ「私の魔法では応急処置が限界です！
医療棟に連れて行ってもっと高レベルの医療魔法を施さないと……このままでは…！」
貴(フエゴレオン団長…)
私がついた時には既にことが終わった後だった
私がいれば守れたとは思わない…少ししか話していないがあの人は自分から向かっていって結果が今なんだと思う
フエゴレオン団長が向かい、倒れてしまったこの結果を覆せるなんてそんな痴がましいこと考えるだけで失礼だ
だから
貴(貴方が目を覚ますことを信じて
私は、今以上に強くなって皆を守ります
間に合わなくて歯痒い気持ちになるのは嫌だから
…それに、貴方は私の恩人
いろいろ話したいことがあるんですよ)
強くなる決意をし、私は彼を見つめた
.
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄です！！頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい！言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´；ω；`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです！ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか？ (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月14日 16時
