【5章】王都襲撃 ページ28
side貴方
フエゴレオン「王都が襲撃されている…だと！？」
その場にいた騎士団員たち全員が驚きの表情に変わる
だが流石、戦功叙勲式に呼ばれるメンバーなだけあってすぐさま表情を切り替え中央に集まる
【岩石創成魔法"世界を語る模型岩"】
全員が集まったのを確認してが、金色の無口っぽい人が魔法を発動する
出てきたのは岩石の模型で、この王都一帯がひと目でわかる。それも、どこで炎が上がっているのか、魔力が集まってるのか一目瞭然だ
緑髪「…これ程の魔力量の群勢が我々に気づかれず五ヶ所同時に……」
フエゴレオン「どうやら相当な空間魔法の使い手によって一瞬の内に現れたようだな」
「ふむ」と模型を見ながら考え込む紅蓮団長
貴(……確か、今いる王貴界は交代生で五人の護衛の魔導士が常に魔法障壁が張っていると聞いている
その魔法障壁がある限り侵入は不可能なはずなのに、現に襲撃を許している
考えられるのは
貼られている魔法障壁を分析して破ったか
護衛魔導士にワイロを渡して侵入させた
あるいは
敵からワイロを渡されていた魔法騎士団の誰かが
護衛魔導士を誘拐、もしくは殺した
…私の勘では三番目なんだけど
それだと確実に『魔法騎士団』に裏切り者がいることになる)
考えを整理してため息が溢れる
そこまで考えても仕方がない。今は、目の前のこの騒ぎを沈めるのが先だな
私が話し合ってる団員達の方に耳を傾けようとしたとき、予想を裏切らない彼が驚きながら叫ぶ
アスタ「いや、コレ何まち！？」
……何とかアスタの言葉に笑いを堪えて、配置などを考えてる騎士団員達を見てるアスタが言葉を続けた
アスタ「助けを求めてるヤツらがいるのは充分わかった！オレはもう行くーー！！」
そう言ってすぐに出入り口の方へアスタは駆ける
クラウス「どこへ行くつもりなのだアスタ
まだ状況を把握し切れていないし…それにオマエは魔力の感知がまったく出来んのだろう！？」
アスタ「音のデカイ方に行く！！」
クラウス「動物かオマエは！？」
クラウスの言葉も虚しく、アスタは扉の先へと消えていった。まあ、こうなったアスタは止まらないので放置しておくのに限る
あと、なんだかんだで本当に野生じみた本能が凄まじい時もあるので襲撃者を見つけて交戦してそうだ
私が笑いながらアスタが行ってしまった扉を眺めていると、いつのまにか感化されたレオくんもアスタを追って部屋から出ていってしまった
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄です！！頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい！言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´；ω；`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです！ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか？ (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月14日 16時
