【5章】鷲と獅子 ページ27
side貴方
レオポルドくんが来たことで私達の周りも和やかな雰囲気に変わり、他の団も先程までの痛い視線をコチラに向けて来なくなった
レオポルド「そうだ貴様！名を何といったか？」
そんなレオポルドくんは私の近くに立ちながら私の名前を聞く
彼に初めて会ったのは今日で、言葉を初めて交わしたのはついさっきだが普通に仲良くなりたいと思ってしまったため私は彼の言葉に応える
貴「Aだ
宜しくね、レオポルドくん」
レオポルド「おう！
オレのことは親しみを込めて"レオ"と呼べA！！」
貴「了解、レオくん」
私はレオくんに笑いかけながら、改めて宜しくと伝えた
だが、やはりもう一つの王族様はそう簡単にはいかないらしい
ノゼル「王族が下民風情をライバルに認めるだと…」
冷たい声だがハッキリと「頭がおかしい」と言いたげな声質であるのだとわかる
フエゴレオン「ユリウス殿がこの場にいることを許した者達だ
下民といえど多少は認めてやっても良いのではないか…？」
ノゼル「…まさか王族の者からそのような言葉がでるとはな…ヴァーミリオン家もお優しくなったものだ
天空を舞う鷲が地を這う虫ケラをどう認めろというのだ…？」
両者一歩も引かぬ佇まいでバチバチと火花を散らす
だが、次第に火花を散らすだけでは済まなくなり両者凄まじい魔［マナ］のぶつかり合いへと変わっていった
貴(えー、これって二人にとってはいつものこと？
碧の団長いるけどそっぽ向いてるからいつものことなのかな！？
じゃあ私止めなくて良いよね？碧の団長いるし、別に良いよね？？)
さっき自分が止めてもらったのもあるため、止めたほうが良いのか考えたが青の団長がいるので必要ないと結論づけて私はまた食事へと手を伸ばす
「たっ、大変です！！
__王都が…王都が襲撃されています！！！」
だが私の思考放棄も虚しく、いきなり入ってきた伝達者によって二人の魔のぶつかり合いは終息したのである
.
.
.
「俺様よりも強いんだろ？なぁ！？
出てこいよ
__『魔法騎士団』」
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄です！！頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい！言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´；ω；`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです！ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか？ (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月14日 16時
