【5章】ライバル ページ26
side貴方
高々に笑いながらアスタの肩をポンポンと叩いている、レオポルドという少年は笑いながらアスタに語りかけている
アスタ「あの、せっかくだけど俺のライバルはそこに居るユノで…」
レオポルド「ハハ、気にするな！
ライバルは何人いても困ることはない！！」
アスタ「えぇ！？」
アスタの言葉を気にした様子がない少年は笑い声を飛ばしながらアスタの肩を撫でる
レオポルド「おお、アスタだったか？
貴様良い体をしているではないか！やはり我がライバルに相応しい
よし、腕相撲だ！」
アスタ「何で！？」
貴「……ぶはっ」
二人の会話を眺めているだけだったが、流石に面白すぎて声をあげて笑ってしまう
レオポルド「おお、貴様はさっきの女ではないか！
銀翼団の団長のあの魔力とプレッシャーを受けても物怖じしないあの態度…
うむ！貴様も我がライバルにしてやろう！！」
私の笑い声が聞こえてしまったらしく、アスタの次は私のところまでやってきてライバル宣言するレオポルドくん
緑髪さんに突っかかっているときはあまり良い印象はなかったが、アスタとの一連の会話を聞いていたら普通に良い印象に変えられてしまった
貴「アハハハハ、君面白いね
金色の緑髪さんに絡んでるときは生意気そうな少年だと思ったのに…気前の良い少年だったんだね」
レオポルド「なーに、アレは金色のヤツらがアスタにだけ言葉をぶつけておったから
自分の団の事についても目を向けろと思って言ったまでのことよ
だがしかし、本当にオレが行っていれば上手くやれたがな」
ビシッと親指を自分に向けて自慢げに話す少年に笑いが止まらない
話してみればちゃんと芯を持って行動している面白い少年だ
そしてそんな少年は、さっきの言葉を思い出したのかユノくんの方に顔を向けた
レオポルド「もし、先程のオレの言葉にそこのアスタのライバルが気を悪くしたのなら謝るがどうする？」
ユノ「……別に、いらない」
レオポルド「そうか！」
貴(ただ真っ直ぐに突っ走るタイプな人間だと思ったけど、意外とちゃんと考えることが出来る子なんだな
まあ、多分今のところ一割くらいしか考えることが出来ないんだろうけど)
少年が意外と気を回せる事に驚いたが、少年の兄は私と銀翼団長の間に入ってくれたあの紅蓮団長だ。そういったこともちゃんと教え込まれているのだろうと納得した
声高々笑う少年に微笑みながら、私はお茶を口にした
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄です！！頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい！言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´；ω；`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです！ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか？ (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月14日 16時
