【5章】魔力を吸う剣 ページ11
side貴方
魔法帝の言葉にガクシっと頭を下げるアスタだが、魔宮［ダンジョン］で見つけた剣を取り出した
アスタ「こんなん出ますっ！」
ユリウス「おお！二本目の反［アンチ］魔法の剣だね」
新しい剣を見て眼を輝かせる魔法帝
そして、ユノくんに自慢げに「オレは出せる」と言いたげな眼を向けるアスタとなんとも言えない空間が出来上がっていた
その後、反魔法に興味津々な魔法帝がアスタの剣を持って驚いた顔をしていたがすぐにアスタに剣を返していた
ユリウス「この剣は魔力がない君だから持てるんだね」
その言葉を聞いてなぜ魔法帝が驚いた顔をしていたのか分かった
貴(あの反魔法の剣は持っている者の魔力を吸う
だけど、アスタには魔力がない…なるほどね
でも、魔力が全てのこの世界でなんで相手じゃなくて持ち主の魔力を吸う剣が存在するんだ…まだ色々と謎は残るまんまだなアスタの魔導書［グリモワール］には)
私は自分の魔導書を見る
あの剣の性質はアスタの魔導書に棲む悪魔の性質かと考えたが、ベルフェゴールでも未だにアスタの魔導書に棲む悪魔の感覚を感じとれていないらしい
悪魔にも無理なことを人間の私が考えたって意味ないので私は思考を放棄した
ユリウス「あっ、じゃあ次にAくんに頼んでた仕事のやつ聞いてもいいかな？」
アスタとの会話をひと段落させた魔法帝は次に私に微笑みかけた
それと同時に団員達も一斉に私を見ている。「仕事とは何だ」というような目で
貴「頼んだ仕事って…貴方が私をこの任務に指名しただけで仕事を頼んだわけではないじゃないですか」
ユリウス「いやいや、私が君を指名した意味が分からない君じゃないだろう」
私の呆れ顔にいつも通りの優しい笑みで答える魔法帝に顔が引きつるのを感じる
クラウス「あ、あのぉ」
そんな私たちの会話を聞いて代表するように声を出すクラウス。まあ、何が言いたいのかは分からなくもない
クラウス「二人は、その…どういったご関係で？」
クラウスの後ろにいる一同がコクコクと頷きながら私と魔法帝を交互にみる
貴「私が冒険している時に魔法珍しさに近寄ってきてそこからの顔馴染み」
ユリウス「そしてその後、私がAくんを魔法騎士団に誘ったんだよ」
貴・ユリウス以外「ええ！？」
私と魔法帝の説明に皆目を丸くして、驚きの声で一旦その場が騒然した
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ソラ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！！面白いと言ってもらえて光栄です！！頑張って更新しますので、気ままに見ていってくださいね (2020年5月17日 16時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き見たいです！凄い面白かったです！ (2020年5月16日 20時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - コクマさん» わぁー、ごめんなさい！言いたいのですが物語のネタバレにもなってしまうのでココでは言えないです(´；ω；`)でも、物語で明らかになるので気長に待っていてくれると嬉しいです！ごめんなさい (2020年5月16日 13時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールの能力は何ですか？ (2020年5月16日 12時) (レス) id: fad2b36f68 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 茶茶さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月14日 16時
