空に映る感情～ページ２～【ブラッククローバー】 (ページ10)

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【3章】晴れと快晴ページ10

side貴方

貴「ま、簡単に言えば今ノエルがが言ってくれた
15種類、それが私の使える魔法の範囲」

丁度空を飛んでいるため、先ほど言った天気を魔法で出しながら言葉を続ける

貴「といっても、さすがに似ているものは同じにさせられてるんだけどね

薄曇りと曇りは『雲』
あられと雹とみぞれは『氷』
霧雨は『霧』と『雨』みたいな感じでね
残念ながら煙霧も『霧』としてカウントされてる

そして難しいところなんだけど
晴れと快晴も違う属性に変換させられてるんだよね
魔法の名前では『快晴』って言っちゃってるんだけどね
何の属性かわかる？」

私語りではつまらないのでクイズ形式で話す
私の魔法は私が知っていれば良いが、同じ団で任務をしていく仲間なのだから私の魔法について知っていた方が作戦なども考えやすいだろうからな

アスタ「えーと、炎…とか？」

バネッサ「晴れって言ったら太陽を思いついちゃうから私も火系統だと思っちゃうわ」

言葉に出さないがコクコクとノエルも頷いている

貴「そうだね、考え方は間違ってないよ
でも残念ながら炎じゃない

晴れといったら太陽を思いつくってのも良い線だね
じゃあどうして太陽が思いついたの？」

アスタ「晴れてたらお日様がでてるから！」

ノエル「あと暑いわ」

バネッサ「暑さで肌が焼けちゃうわ～」

三人共らしい意見で自然と笑顔になり、想像通りの答えも返してくれるため話も運びやすい

貴「そそ！太陽がガンガン輝いてると凄く暑いよね
じゃあ、何で暑いんだと思う？」

私の質問にアスタは考えるが、パンクしたみたいで頭をグラングランと揺らしていた
ノエルもうーんと悩んでいるが、当たり前の事だったからそこまで考えたことがないみたいだ

バネッサ「太陽の熱気が私たちのところまで届いているから、かしら？」

悩んでる最年少二人を横目にバネッサさんは妖艶な笑みを浮かべながら言葉を発した
この感じだと晴れの属性が分かったらしいな

貴「正解！
ここまで言えば、二人にも晴れと快晴の属性が分かったんじゃない」

バネッサさんの言葉を思い出して二人は声を揃えてその言葉を口にした

アスタ・ノエル「「熱？？」」

貴「そう！
晴れと快晴は『熱』の属性に変換させられてる

『熱』『雲』『雨』『霧』『氷』の5種類
『雪』『雷』はそのままで

ここまでで7種類、私が使える属性がある事は分かったね

じゃあ最後に
砂じんあらしと地ふぶきについての説明をしよっか」

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