空に映る感情～ページ２～【ブラッククローバー】 (ページ42)

今日:9 hit、昨日:37 hit、合計:179,949 hit

【4章】強さページ42

sideなし

「戦場ではそんなヤツに存在する価値など無い

オレはそんなオマエらを壊すために生まれた」

無数の鉱石人形を創り出しA達に襲いかかる

アスタ「そーかよ…じゃあオレを

壊してみろ！！！」

男の言葉に怒りをあらわにしながら鉱石人形を叩き切る、そしてその奥で巨大な剣も復活していた

「そのつもりだ」

復活したその巨大な剣をアスタに振りかざそうとするが、今度もその剣を真っ二つにするアスタ

襲いくる鉱石人形を薙ぎ倒しながら、目の前にいる男に真っ直ぐと向かっていく。左右からくる鉱石人形も目の前からくる人形にも一歩たりとも引かずにただ前へと進む

そして男の懐に潜りこみ
強烈な一撃をその男にお見舞いした

((((((強い__！！))))))

その場にいる誰もがアスタの強さを実感する

クラウス「………！！

ありえん！！魔力が希薄な下民如きがこんな」

分かる、目の前でその強さは確かに分かるのだ

それでも、魔力が絶対だと言われるこの世界で魔力のないアスタがあそこまで強いと簡単に受け入れる事ができない

だから目の前の現場がクラウスには理解できないでいた

貴「あーだこーだうるさいんじゃないですか貴族様」

驚きで集中があまりできていないクラウスのフォローをしながら、受け入れる事ができないクラウスを嘲笑うようにその口を開く

ノエル「魔力の無効化
それがアスタの能力なのよ」

近くで応戦していたノエルも、叫ぶクラウスにうってかかる

クラウス「ただの幸運で能力に恵まれたってことか」

アスタの力を聞いて、忌々しそうな声色をするクラウス
そんなクラウスをAは鼻で笑った

貴「さっきのアスタを見ていて本気で幸運だと思ってるならそう思っとけばいい

だけど、ちゃんと"今"目の前で起きてることを見ろ」

Aの口調はいつのまにか敬語ではなくなっていた

その言葉でクラウスの視線は男と相対するアスタの方へ

「何なんだ…？オマエは…！」

【鉱石創成魔法"タイタンの重鎧"】

先程よりも硬度にそして大きな鎧を纏い男はアスタに問う

アスタ「…オレは生まれつき魔力が全くない人間だ」

ボロボロになりながらも一歩も引かないその姿勢
男もなぜか自分の心がざわつくのを感じる

クラウス「魔力が全くないだと！？
…やはり運良く能力を得ただけ」

貴「本当に？
アスタを見て、アンタは本当にそう思う？」

.