【2章】私のいる場所 ページ42
sideなし
「魔法騎士団のおねえちゃん…助けて……！」
視線の先にはノエルの服を掴み助けを求める幼い少女の姿
ノエル「……！」
トクン
貴「大丈夫だよ、ノエル
君は歴とした魔導騎士団の団員で
『黒の暴牛』の仲間」
トクントクン
貴「いつも死ぬほど王族だって主張してんだから
その有り余る"魔力"私たち仲間に見せてみろよっ！」
ドクン
その瞬間ノエルの魔導書［グリモワール］が光り輝く
持ち主の成長によって魔導書に新たな魔法が刻まれる
成長とは主に修練による魔力の増大や
魔力の操作性の向上などを指すが
ノエル(そうよ、こんな小さな女の子が助けを求めてるのよ…
Aだって言ってくれた
私も『黒の暴牛』の仲間だって…！！)
時には
感情の高ぶりや変化、覚悟によっても起こりうる
ノエル(逃げるワケにはいかない__！！)
ノエルの魔導書に新しい魔法が刻まれる
その膨大な魔力に近くの村人たちは驚きで目を見開き声を上げている
【水創成魔法"海竜の巣"】
ノエル「私は王族…
そして『黒の暴牛』の一員よ！！
この国の民は私が護る__！」
村人たち全員を包み込む球体状の水のバリア
表面上には渦らしきものがありそれに飲み込まれるようにこちらに向かってくる氷柱が吸収されていく
マグナ(なんつー魔力だよ__)
ノエルの魔法を見てマグナは思わず苦笑してしまう
マグナ「テメー
やっぱり…やれば出来るじゃねーか！」
ヒース「何だこの魔力は__」
いきなり出現したその膨大な魔力と魔法
表情を崩さなかったヒースもこの時ばかりはその顔が驚きに変わる
獣"達"は狙っていた
反撃に出るチャンスを
相手のノド笛に噛みつく
__その一瞬を
『オマエら騎士団に入れる程の魔力を持っているんだろう？』
アスタ「オレに」
貴「アスタには」
貴・アスタ「「魔力なんてねえ」」
アスタ「でもオマエをブチのめす！！」
アスタは真っ直ぐヒースに飛び出し剣を突き出した
貴「あんたら側近もブチのめす！
天気魔法"夜霧の軽蔑"」
覆面達の元へ向かっていたAの詠唱は黒い霧を出現させ
辺り一面に散りばめられていた霧を晴らす霧と
術者を襲う霧に別れ向かっていた
貴("夜霧の軽蔑"は幻影を打ち消す力と発動した術者を襲う魔法…
魔法を発動している術者が近くにいないと発動できないのが難点だけどな)
Aは油断せずに魔導書を構えた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 318人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
