【1章】少年の戦い ページ5
sideなし
金色団長の言葉が終わると、大きい声を上げながら中央に駆けていくヘアバン少年
最初の対戦は彼のようだ
Aは人混みに紛れながら、彼の試合がよく見える場所に位置取る
始まっていないが、どんな戦いをするのか楽しみなのか瞳がキラキラと輝いている
周りの声はヘアバン少年と戦う青年にセッコやセッケェという言葉が投げかけられているがそんなものAには関係ない
ヘアバン少年がどういう戦いをするのかそれだけが興味の対象である
何か二人でコチラに聞こえない声で何か話しているように見えるが、一方的に対戦相手の青年がヘアバン少年に何かを言っているように見える
青年が言い終わった後、ヘアバン少年から一定距離離れる
その姿を確認した後
ウィリアム「では、始め__」
金色団長が実技試験の開始を告げる
？？「手加減なしだぜー！？
勝負だ、アスタ！！フッハーー！」
対戦相手の青年は魔導書［グリモワール］を開き魔法を創りだす
？？「青銅創成魔法"青銅の防護魔砲球"
［セッケマグナムキャノンボール］」
青年を球体で包み所々に大砲みたいな突起物が付いている
貴(パッと見、攻防一体の球体って感じかなー
というか、どっかでみたダンゴトゲムシに似ている気がする…ダンゴトゲムシに人が入ってるとか気持ち悪くて逆に面白いな)
青年の魔法を見た後、少し楽しそうに笑ったAだったがすぐに視線をヘアバン少年に戻す
期待と興味に満ちたギラギラとした視線で彼の様子を見た
貴(さあ、見せてくれよ…ヘアバンくん)
ヘアバン少年に魔法が使えるのか疑問視する声がある中、Aの期待は変わらない
？？「遠慮しないでかかって来な！フッハ！」
ヘアバン少年「…おう、んじゃ行くぜ」
ヘアバン少年がそう口にした瞬間
彼はもう青年の目の前にいた
貴(速いっ！
つか、ヘアバンくん…魔力や魔法なしでその速さって…
あぁ、ゾクゾクするなぁ！？)
柄にもなくトキメイている女性のような表情を浮かべ、Aは自分の腕をさする。目線はもちろん、ヘアバン少年から離れない
ヘアバン少年は後頭部後あたりにある魔導書から出ている剣の握りを掴み、そのまま剣を青年に向かって振り下ろした
ヘアバン少年「オレはテキトーに頑張っていい思いをする為に魔法騎士団に入るんじゃねー
死に物狂いで
魔法帝になる為だ」
今度は周りに聞こえる声で
彼は真っ直ぐにそう言い切った
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
