【黒バス×テニプリ】テニスの黒子様 (ページ17)

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１４話ページ17

・・緑間ｓｉｄｅ・・

緑間「火神、ちょっと来い」

火神「んあ？」

全く…
初心者のくせに、コピーをして上手くなるとは納得がいかないのだよ

火神「なんだよ、緑間？」

緑間「お前、黒子の存在に気づいていたか？」

火神「…気付いていなかったって言うより、忘れてた」

緑間「俺もなのだよ。あいつのミスディレクションは曲者なのだよ」

火神「でも、俺のパワーがあれば上手くいけるって！」

緑間「…じゃあ、最初はそれで行くぞ。くれぐれもミスはしないようにな」

火神「お、おう！」

初心者に負けられるわけがないのだよ

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・・黄瀬ｓｉｄｅ・・

黒子っちが言ったことは、はずれていた
緑間っちが取るはずが、ほとんど火神っちが取っていた

しかも全部早くて重いボール…

でも黒子っちのミスディレクション＆ボレーには威力のあるボールも歯が立たなかった

A 「３０－０」

黄瀬「黒子っち！リードしてるっスね！」

黒子「はい…。ですが可笑しいですね…」

黄瀬「何がっスか？」

そういったとき、まるで人を殴った音が聞こえてきた

緑間「おい、火神…お前、頭に血が上っているのか」

火神「っ！何すんだよ、緑間!!」

さっきの音は…緑間っちが火神っちを殴った音だった
いやいやいや、これってやばくないっスか？

Aっちの方をみたら、口パクで「気にしないで」って言った
でも…これって仲間割れっスよね…

黄瀬「く、黒子っち…」

黒子「…このゲーム、やばいかもしれません…」

黒子っちはテニスの事を考えていた
「可笑しいって！」言おうとして黒子っちの方を見たら、
黒子っちの目は本気だった

一応、俺も気合を入れておいた

緑間「少しは、考えろバカが」

火神「…悪かった」

あれ？おさまった？

なんて考えてまた長いボールの打ち合いが始まった

黒子「黄瀬君っ！」

黄瀬「うわっ!!」

黒子っちの真横をすり抜けて、俺の足元でバウンドをした

さっきより…威力が上がっている？

黒子「…だから言ったじゃありませんか」

黒子「‟このゲームは、やばいかもしれません”と」