兄の仇なんて。 (ページ46)

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用具委員会ページ46

私、保健委員会の不運を見くびってたかも…。

保健委員会の見学も無事(？)終わり、次は何処へ行こうかと悩んでいると

？「ん？…おぉ！笹井じゃないか」

声がした方へ振り向くと、肩衣姿で木梯子(きはしご)を降りて来ている用具委員会委員長の食満留三郎先輩が居た。

「食満先輩！こんにちは」

食「あぁ、次の見学は何処へ行くんだ？」

首にかけたタオルで、顔の汗を拭き取りながら笑顔で聞いてくる。

…イケメン。←

「実は悩んでて。もし良かったら用具委員会、見学させて貰っても宜しいですか？」

食「勿論だ、今丁度外で活動してたんだ。まぁた6年ろ組七松小平太が忍術学園の壁を壊したらしく…」ﾊｧ

…お疲れ様です。

「そうなんですか…あ、それで今木梯子を使って修理してたんですね」

食「そうだ。向かい側に他のメンバーも居るから行ってみたらどうだ？彼奴ら喜ぶぞー？」ﾆｶｯ

「はい！！行ってみます、ありがとうございます！」ﾊﾟｧｱ

食「おう！俺はいつでも此処に居るから何かあったら言ってくれ」

頭をﾜｼｬﾜｼｬと撫でられ嬉しい気持ちで食満先輩と別れた。

そして言われた通り向かい側へ行くと、他の人達が修理していた

浜「ふぅ、作兵衛！そっちはどうだー？」

富松「こっちももう少しで終わりまーす！」

福富「浜せんぱーい！！」

下坂部「これ何処へ…」

山村「置いときますかぁ～？」

浜「それはだな……」

皆さん忙しそう…あまり話しかけない方がいいかしら…？

そう思い立ち去ろうとした時、

『あーーーっ！！』

(ﾋﾞｯｸｳｳｳｳｯｯ！！)

振り向くと…いや正しく言うと振り向く寸前。

1年生の3人が腕やら足やらにらまとわり付いてきた

「～っ！！可愛い…！」

福「5年い組笹井A先輩～！」

下「見学…ですか…？？」

山「どうぞどうぞ～！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

「あっ、でも今忙しそうだし((富「A先輩！！」浜「見学しにいらしたんですよね！」」

「ゴメンね、こんな忙しい時に…迷惑でしょう？((食「そんな事は無いだろう？皆Aの事が好きなのだから」！」

あれ、今名前で…

福「…あれ？食満先輩、前までA先輩のこと苗字で」

食「っお前達が呼んでいるから流されただけだ…！！」ｶｧｱ

富「…それにしては顔が赤i((食「作兵衛っ！！」」

浜「もしや惚れt((食「守一郎まで…！！」」

＿＿＿＿何かこっちまで照れる…！！////