勧誘理由 ページ8
天空橋「えっ」
兵吾「雨宮さん!?」
『正気!?』
晃「へ…?」
冗談じゃない。そんな簡単に受け入れられるわけがない。
だがそんな私達を置いて零士さんは淡々と進める。
雨宮「いきなりで驚いてると思うけど、理由は２つある１つ、僕は君のお父さんにとてもお世話になったから。２つ、君はお父さんによく似ている気がしたから。」
すぐに夏希さんが言う。
兵吾「雨宮さん相手はまだ学生ですよ！?」
雨宮「それを言うなら翔君と琥珀ちゃんだって学生だよ。」
それを言ったら夏希さんは強くでれないのか申し訳無さそうな顔をして言う。
兵吾「2人は特別で…」
雨宮「どうかな？」
晃「その…ハクギンってのは今…」
『行方不明です。』
雨宮「琥珀ちゃんの言う通り。9年前の出現を最後にその姿を見せていない。宇宙規模の指名手配は発令してるんだけどね。晃雄さんの仇も討ててなくて本当に申し訳ないよ。」
晃さんにはまだ受け入れ難い内容だろう。
死因をでっち上げられた挙げ句父親の仇をとれていないのだから。
雨宮「でもいつあの凶悪なハクギンが地球に再来するかわからない。いや、もしかしたらこの地球のどこかに息を潜めているのかもしれない。ハクギンはね、地球人や宇宙人知的生命体ならなんでも捕食するんだ。」
晃さんはどんどん進む話に頑張ってついていこうとする。
晃「...捕食？」
雨宮「食べるってこと。」
零士さんに察した内容を肯定され恐ろしくなったのだろう。目を見開いている。そこらへんで問題を起こす宇宙人とは規模等が大違いだ。
雨宮「知的生命体を捕食することで自身をアップグレートしていく進化型宇宙人。ハクギンの存在は地球にとっても宇宙にとっても災いでしかない。どうか君の力を貸してもらえないだろうか。」
納得できない私と翔隊長は机を叩いて反対の意を見せる。
天空橋「雨宮さん。俺は反対です。」
『私も反対です。こんなこと、一般市民を巻き込んでいいことじゃないです。』
雨宮「そんなこと言ったら君達はどうなるの？」
『それは...』
こんな大口をたたいても私達は特殊ではあるが一般市民といえばそうなる。
零士さんは、口籠った私達を一瞥して話す。
雨宮「決めるのは晃君だよ。」
それでも反対しようと翔隊長が口を開くと
「やりたいです。」
晃さんが言った。
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馬鹿です - っっっRさん» ならこっちはすっっっっっっっっっごい！！！面白かったです！！！！！ (2022年2月27日 7時) (
レス) @page9 id: ce6d71be85 (このIDを非表示/違反報告)
スペースキー連打(プロフ) - っっっRさん» ありがとうございます。読みやすいように頑張ります。 (2022年2月20日 14時) (レス) @page1 id: fb1e09f60a (このIDを非表示/違反報告)
っっっR - めっちゃ面白かったです！！ (2022年2月19日 21時) (レス) @page2 id: 855ac630d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スペースキー連打 | 作成日時：2022年2月19日 12時
