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黒髪少女、紹介。 ページ21

三日後、ようやく組長と連絡が取れた。
今更かよとか思っていない。断じて思っていない。





返信内容は鍛えてやるとのこと。
その返事を見て、六つ子達に連絡を入れる。
会わせたい人がいると。





その日の昼。
今は大体三時。
近くの公園で六つ子達と待ち合わせている。
が、遅い。






予想はしていたが正直ここまで遅いとは思わなかった。
まさか、逃げ出したとか?
等と思ったがそこまで意気地なしではないだろう。





お「わりぃ、待たせた?」





へらへらとしているが、顔が引きつっている。
私が怒るとでも思っているのだろうか。






そこまで怒りやすいと思われているのか。






『そこまで待ってないわ。じゃあ、行きましょうか』






普段騒がしい六つ子達が大人しい。
そして、そわそわしている。
怖がっているのだろうか。






『大丈夫、とある人に貴方達のケンカの腕をあげてもらうよう頼んだだけだから』






そういうと六つ子達は一気に青ざめた。






組長のもとに着いた。
少し暗めの外装のその建物は不気味さを際立たせているが、中に居る人はやさしいので大丈夫であろう。






チ「こ、ここ?」






カ「なんというか...暗い、な」






そんな六つ子達に気もかけず、中へ入っていく。






『おじゃまするわよ』






六つ子達が恐る恐る、周りを見渡しながら入っていく光景をみてクスッと笑う。
笑ってしまったのは初めてここに入ったときの私にすごく似ていたからかもしれない。






組「おう、来たか。
ソイツらか?お前の言っていた六つ子っていうのは」






組長とグループの皆が出てくる。
六つ子達は私と組長の顔を交互に見ていた。






『えぇ、そうなの。たっぷりと鍛えてあげてね』






組「おう、任せとけ」






今まで意味が解らないというような顔をしていた六つ子達が青ざめたのを私は見逃さなかった。

黒髪少女、傍観。→←黒髪少女、心配。



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設定タグ:おそ松さん , ケンカ松 , 女主   
作品ジャンル:アニメ
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りんご - えぇっと、こっこれからも頑張ってください! (2016年7月14日 0時) (レス) id: ce42db14ef (このIDを非表示/違反報告)
早苗提督×弥生@年中松love - はぁはぁ...チョロたそ...可愛いおぉ...お持ち帰りしたいおぉ...ゲフンゲフン。これからも頑張ってくだしあ!更新待っとります! (2016年6月12日 15時) (レス) id: 3e8035eebe (このIDを非表示/違反報告)
コロ - ヤバい!カッコイイ!!!!!チョロちゃんカッコイイよー!はっ(ー_ー)!これからも頑張ってください! (2016年5月21日 9時) (レス) id: 74f79b6d59 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - チョロ松強おおおお…!ヤバイカッコイイ…!!とても面白いです!! (2015年12月11日 21時) (レス) id: 7a33c4364a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年12月5日 23時

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