君との運命（ﾄｷ）を-TAIGA.K-

〜８〜　“私”の秘密 ページ8

Aside


ヤバーイ…ヤッバイよ…本当にヤバイ…かなりヤバ(((



大我「何で“私”って…」

A「き、気にしなくていい！俺に構わないでくれっ」

大我「気になるんだよ。俺だけに…本当の事、言ってみ？」

A「何でもないから！」



私は保健室を出ていこうとした。が、大我に腕を引っ張られ…



大我「言えねぇ事なのか？」

A「…何もないから…」

大我「…………」



大我は静かに私の腕を放し、保健室を出ていった。


私はそのあとを追いかけた。



A「大我っ…待ってっ」

大我「何？」

A「俺には一つ、言えない事がある。けど…その話をするのは、まだ早いんだ。

　 早すぎるんだ。言える日(ﾄｷ)になれば、その話をするから。」

大我「…わかった。」



大我は前に進んでいった。


はぁ…今、言わなかったから、嫌われたかなぁ？どんな風に思ってるんだろう…


私は多目的室に向かった。が、途中でチャイムが鳴ったので、教室に戻った。



〜in教室〜



慎太郎「あっ彼方！」

A「おう＾＾」

北斗「大丈夫なのか？体調不良なんだろ？」

A「全ッ然平気！治ったよ＾＾」

樹「無理すんなよ？」

A「わかってるっつーのw」



アレ…大我はどこ？



A「大我は？」

優吾「いつもの場所に絶対いるよね？」

ジェシー「ああ。ココにいない時は、あの場所にいつも、いるもんなぁ」

A「あの場所？どこなの？」

樹「案内するよ！」



私は樹に手を引かれながら、歩いて行った。

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