君との運命（ﾄｷ）を-TAIGA.K-

〜７〜　頑張れよ ページ7

Aside


紗夜「私、用事あるから、少しのあいだ、一人でいてね＾＾」

A「はい。」



紗夜先生は保健室を出て行った。


私は今、自由。よし！寝よう！


私はベッドに寝転んだ。


こんなところに寝たの…何年ぶりだろw今の私は１９歳で大学生。中学生の時に、


保健室のベッドで寝た時以来だなぁ〜…



大我「何サボってんだよ。」

A「大我っ」

大我「お前の演技下手なんだよ。お前が先生と話してた時、笑いそうになったってww」

A「…そうですか。どうせ俺の演技は下手ですよ〜だ！」



私は布団をかぶって、丸くなった。



大我「バーカ、嘘だよ。普通に上手だった。」

A「うるさい…もう騙されない。」

大我「本当だってwてか、もう俺は戻るぞ。お前はどうする？」

A「チャイムがなるまで寝ておく。っじゃ、お休み〜」

大我「１ヶ月後、コンサートなんだぞ。ダンスの練習はしておかないと。」

A「だけど…俺にはそんなこと…できっこないよ…」

大我「できないから、やらなきゃいけねぇんだよ。俺だってjr.に入った頃は、お前みたいに

　 サボって、楽してた。けど、ジャニーさんがこう言ってくれた。

　 “できない事を先にしろ。できる事は後からだ。それをすれば、うまくいく”

　 ってね。だからお前も頑張れよ。」

A「ボソッ)…ひいじいちゃん…そんな事、言ってたんだ……私だって…頑張りたいよ…」



でも…できない事は…練習してもできないよ…私はそうなの…


大我は私のかぶってた布団を放り投げた。



大我「頑張れよ。全部聞こえてる。

　 “ひいじいちゃん…そんな事、言ってたんだ……私だって…頑張りたいよ…

　 でも…できない事は…練習してもできないよ…私はそうなの…”

　 ってな。てかお前…“私”って…」



うわっ…バレたかも！！？？

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