君との運命（ﾄｷ）を-TAIGA.K-

〜２６〜　感情 ページ26

Aside


A「私っ…大我と恵良さんがいちゃついてるの見て…嫉妬したんだ…」

樹「それって、“好き”って事じゃないのか？」

A「私にもわからないのっ…この気持ちが…何かって…」

樹「そうだよな。はじめは、誰もがそんな感情を持つと、その感情が何かわからない。それと…

　 その感情を認めたくないっていう気持ちもあるんじゃないかな？」

A「認めたくない…か…」

樹「大我には、恵良ちゃんがいて…恵良ちゃんに負けた。って思ってるんじゃない？」

A「少しは…そう思う。」

樹「そっか＾＾俺に、その悩みを打ち明けてくれてありがとう。」

A「何で樹が礼を言うんだよw私が礼をするでしょ、普通ww」

樹「うるせぇ！wいいんだよ！wwあ、痛ェ…腹痛くなってきたしww」

A「は、早く寝たほうがいいんじゃない！？w」

樹「だなww俺、寝るわww」



樹は、ベッドに潜り込んだ。



...ガラガラ...



大我「Aっ！」

A「大我っ」

大我「本当ごめんっ」



大我は、私を抱きしめた。



大我「俺、恵良ちゃんの事、好きじゃないから！」

A「な、何言ってんの？w」

大我「一応、言っとく。」

A「そんなのわかってるって！wさっ！早く教室戻ろう！」

大我「そうだな＾＾」



私たちは、教室に戻っていった。

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