君との運命（ﾄｷ）を-TAIGA.K- (ページ14)

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～１４～　事情ページ14

Aside

～inA家(A部屋)～

私は今、ベッドに潜り込んでいる。

こんなに早く、バレるとは思わなかった…

『誰かにバレたら、すぐに戻って来い。』

ひいじいちゃんが言ってた…もう…帰らなくちゃいけないんだ…

みんなと一緒にいて、すごく楽しかった…みんな、私と仲良くしてくれたんだもん…

少しの間、あの学校にいたい…帰りたくなんか…ないよ。

～次の日(大我side)～

俺は今、彼方の家の前。迎えに来たんだ…だってさ、学校に来なくなるかもしれない。それと…

昨日のこと…聞きたいし…

俺は、インターホンを押した。すると、玄関から…

A「大我っ…」

大我「おはよ！学校行こうぜ！彼方＾＾」

A「俺は…行かない…もう、行けないんだ。」

大我「何で？」

A「蘭に聞いてないのか？俺の事情を…」

大我「アイツは、“…全部、Aから聞いて…私は…言わないわ。Aが言う時まで、

　待ってあげて。”って。」

A「そっか…でもm『大我/いいから、学校に来い。早く準備しろ。』…わかった。」

私は部屋に戻り、準備をしてから、玄関へ行った。

A「行こっか…」

大我「で、お前の事情…教えてくれない？」

私たちは歩きながら、話していた。

A「…言わないと、いけないのか？」

大我「俺は聞きたいけど…ダメか？」

A「わかった…学校で話すよ。それは…」

それから私たちは無言だった。そして、あっという間に学校に着いてしまった。

A「おはよー。」

樹「おはよう！」

大我「おはよ。」

北斗「何、暗い顔してんだよww」

A「みんな…聞いてくれる？」

私は慎太郎、北斗、大我、樹、優吾、ジェシーと放課後、屋上に行く約束をした。