濡らさないと出られない部屋／東雲彰人 蓮くん女だお！←様リク ページ33
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「……は？」
「え、どしたの彰人」
お題、そんなにやばかった？と覗き込もうとすると、びりびりと彼はその紙を破る。
「…いや、何でもねえ」
いや、それは無理があるよ。今破ったのどう見てもお題の紙だよな？私お題分かんないよ。
とその時、ぺら、と背後で何かが舞った。後ろを振り向き、二枚あった紙のうち一枚を拾い上げる。
「あ、お題の替えっぽいよ。えーっと…」
「っな…待て馬鹿！読むな…」
「『濡らさないと出られない部屋』……濡らすって、なに、を………」
そこで言葉が途切れる。
…紙の下の方に、小さく書いてあった文字。
『Aちゃんのぱんつを濡らしてね』
自分の顔がかあっと赤くなるのが分かった。これは、もしかしなくてもそういう意味…？…だとしたら自分で…？それとも彰人に手伝ってもら…っ、いや、無理、どっちも無理…！
「…だから読むなっつったのに」
彰人がこちらにゆっくりと近寄って来る。まさか、やる気なのか。待って、どうしよう。こんな時に限って彰人ってかっこいいなとか思ってしまう。
「A…」
彰人は私の前にすとんとしゃがむと、俯いたまま口を開いた。
「漏らせ」
「…え、漏ら……は！？」
「誰にも言わねえから。漏らせよ、さっさとしろ」
「彰人！？」
同年代の女子に漏らせなんて言うのは割とガチで頭がおかしい。どんだけ動揺してんだよお前。気持ちは分かるけど。
「落ち着いて、それ誰にもいい事ないよ。言わなかったとしても家族にはほぼ確実バレるからやめて」
「…じゃあオレがお前の下着を舐め」
「待ってまだもう一枚の方見てないでしょ？なんか好都合なこと書いてあるかもよ」
慌てて紙を手繰り寄せ内容を確認する。一応弁明しておくが、彰人は変態じゃない。かなりまともな人間である。今はとてつもなく混乱しているだけだ。
「『※えっっっちな意味で』……ごめん彰人、終わったわ」
「…まだ、まだだ。キスだけで何とか…そんぐらい許してくれ」
「え、あ…あき、…ん、」
頬に手が添えられて、柔らかく唇が当たった。彰人に、キスされてる。…嬉しい…。
え、と思った。嬉しいって何？それじゃまるで、私が彰人のこと＿＿
「口、開けろ」
低くて甘い声が、その思考を遮った。指示通り唇を開く。
「悪い、結構激しくする。嫌ならすぐ言え」
「う、ん…」
口内を、温かいものが犯した。
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＊→←胸を揉まれないと出られない部屋／神代類 317(みいな)様リク
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雪那(プロフ) - 瑞志歩…推し同士や…殺してこないで (9月24日 7時) (
レス) @page7 id: fb86e70f16 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - なんか何でかわかんないけど、このお話読んで感動しました。彰人の気持ちに共感して、夢主ちゃんと同じで苦しいよねって思った。頑張ってください。 (2023年3月4日 19時) (レス) @page16 id: 8f13239d35 (このIDを非表示/違反報告)
ちに - うーん、彰人神_:(´ཀ`」 ∠):ｸﾊﾟｯ。。。次、その…彰人がｺｸﾊｸ…的な？感じを作っていだ抱いて欲しいです…（語彙力よ） (2022年7月21日 21時) (レス) id: 3f030d2945 (このIDを非表示/違反報告)
妃花里(プロフ) - 神代類くんの絵凄く上手‼️ (2022年4月19日 16時) (レス) @page43 id: 5474e29992 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - ゑ…//KAITOくんのショタ？ がっ………尊死 (2022年2月8日 9時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほほほほ | 作成日時：2021年6月12日 10時
