【HAIKYU】天までとどけ〜少女の願い２ 【青葉城西】

天までとどけ 39 ページ13

部活の時間までのかなり長い時間を､この陰気くさい物置倉庫で過ごすのは気が引けたが､あの教室で授業を受ける気には全くならなかったので､私は適当な場所を見つけて座り､ぼ〜っとする事にした｡

人一人来ない場所｡

物思いに耽り､自分の今までを振り返るにはお誂え向きの場所だった｡

自分の男子バレー部での立場を考える｡

どうしてこうなってしまったんだろうか…｡

きらりちゃんが入って来る前の楽しかったバレー部での日々が､何故かすごく遠い過去のように思えてしまう｡


自分は精一杯やってきたつもりだったけど､

それはみんなには伝わらなかったんだ…｡

信じてもらえてなくて､仲間だとも思ってもらえてなかったんだ…｡


自分一人だけがその気になっててバカみたい…｡


でもそんな辛い思いも今日で最後…｡


今日きっちり仕事をこなしてそして明日退部届けを徹に渡して､私は青城男子バレー部に別れを告げる…｡




午後の授業が終わる時間になると私は物置倉庫を出て更衣室へと着替えに向かい､急いで着替えを済ませると部活の準備を始めていった｡

天までとどけ 40→←天までとどけ 38

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す