イナイレGO～君の声が聞きたい～ (ページ4)

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３.一緒に　ページ4

しばらくすると、女の子はスケッチブックを俺に見せた。

『いいの。見てるだけで楽しいから』

スケッチブックにはそう書いてある。

ふと、疑問に思った。

天馬「どうしてスケッチブックに書くの？」

俺はそう言った。

そうすると女の子は、最初、手を首に当てその後口の前で×印を手で作りジェスチャーした。

！もしかして・・・・

俺は直感的に思った。

天馬「声が・・・・声が出ないの？」

？？「コクリ」

天馬「！・・・・そっか。」

だから、一言も話さなかったんだ。

・・いや、違う。『話せなかった』んだ。

天馬「あ・・・ご、ごめんっ！俺、こんなこと聞いちゃって！！」

すると・・・

『いいの、慣れてるから』

天馬「・・・・」

その時、キャプテンが俺を呼んだ。

「松風！練習再開するぞ！」

天馬「あ、はいっ！」

？？「・・・・」

天馬「あ、そうだ！」

いいこと思いついた！

天馬「ね、君！ちょっと待っててくれる？俺もうすぐで練習終わるから一緒に帰ろうよ！」

？？「！！・・・・・(ニコッ」

どうやら、一緒に帰ってもいいみたい。

女の子は笑顔で頷いていた。