空 色 少 女 [鬼滅の刃] [イナアレ]

３３.突然 ページ33

そのあとはヒロトと喋りながらパスをして遊んだ

ヒロトは壁に蹴ってそれをまた壁に

蹴り返すものだがら、ある1点に向かって蹴るの

は少し苦手らしかった


まぁ始めてからアドバイスもはさんでやったらすぐにできるようになったけど…！

今日は早めに帰ろうと思ってヒロトに言おうとしたら


瞳子「A！」


A.ヒロト「ねえさん！？」


今の時間帯はまだ園にいると思うのに……

それにどこか焦っているような感じがする


瞳子「A……落ち着いて聞いてね。



あなたの引き取り先が決まったわ」


A「………え…？」


ヒロト「は………？」


……この園に来た4歳の誕生日の日。その日から1年とちょっとたった位だけど………

…みんな優しくて、一緒にいると楽しかった

鬼殺隊の人達と同じように。

それに…ここは平和だ、鬼殺隊はきっと存在しないだろう…

…自分の選択でこっちの街にいることにしたけど

…どうせなら吹雪家にまた戻りたい…！


……こんなわがままなことは許されるはずもなく


瞳子「……行きましょう……A…
……ヒロトは部屋に戻っておきなさい」


……そんな寂しそうな声で言わないでよ…

…………行きたくない

大きい態度をとって引き取りを取消してもらおうか……

いや……吉良さんに迷惑かける訳にはいかない


A「…ヒロト……"またね"」


その一言を残して私は瞳子姉さんについて行った

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