番外編 思わぬ再会 ページ7
私達は今日、運の良いことに東京へ長期期間の任務が下された。
まぁ、東京へ行けたからといって彼等に会える訳ではないが。
『はぁ、会いたいわぁ......』
中也「会いに行けば良いじゃねぇか」
『阿呆か。私マフィアだから。契約破棄した理事長とか烏間にでも見つかってみろ!殺される!』
契約を破棄した今、私達マフィアが学校に行けば只の不法侵入。まぁ私達はマフィアなので違法もくそもないが。
『あ、ねぇ中也、あのデパートいきたい、いいでしょ?』
任務と云っても、只の護衛だ。それに護衛の日付は明後日なのでそれまでは東京を満喫できる。
最近一睡もせず8轍したAにはなんとも嬉しい任務だ。
中也「いいぜ。その前に着替えろ、之じゃあ流石にマズイからな」
『だね』
一度ホテルに戻り、任務服から私服に着替える。
中也「終わったか?」
『うん』
着替え終わり、出てくると其処には私服姿の中也が。
黒をベースに白のワイシャツを着て、トドメにだて眼鏡。やばい。格好いい。
『うわぁ。中也格好いい』
中也「そ、そうか?俺にはAの方が格好いいと思うんだが」
二人とも顔を真っ赤にさせて云うモノだから、暫く沈黙が訪れる。
『も、もう行こう!早く行こう!』
中也「あ、ああ」
----車を走らせ15分。
結構近い所にあったので、時間が掛からずに済んだ。
『うぉぉ!でっかいわぁ』
中也「マフィアの方がデカいだろ」
違うよ中也。デパートからしたらでかいって意味なの!
『さ、行こ!』
Aは中也の手を引き店へと向かう。
向かう道中いろんな人が此方を見てきた。
「何あの二人すっごい美男美女!」
「モデルさんかな?」
いいや。ちがいます。マフィアです。
-----------二時間後。
『中也!之どうかな?』
帽子を手にとって被りながら中也に聞く。
中也「お、似合ってんじゃねぇか」
『よし、買おう』
そう思いレジに帽子を買いに行こうと動いた瞬間________
パァン!
デパートに一つの銃声が鳴り響いた。
『ん、なんだテロか』←
中也「ここは一般市民もいるんだからな、手前の感覚ズレすぎてんだよ」←
現在進行形で呑気に話している彼等も彼等だ。
『私マフィアだけどいいや、テロを解決して見せようじゃないか!』
中也「おう、頑張れ」
愉快に話ながら私達はテロの起きた1階へ向かった。
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桜花 - とっても面白くて小説の参考になりました!!(作家目指してる人)いい作品をありがとうございました! (2019年12月23日 21時) (レス) id: 3247245c87 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 13…… (2018年8月14日 1時) (レス) id: c307b649d4 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - わーお。。。。全部呼んでわかった事、、、なんか掛け持ち多くないですか!?掛け持ち、掛け持ち、新作、みたいな調子で出てきてびっくりしました!この話、面白かったです! (2018年5月21日 6時) (レス) id: aeb99a7d73 (このIDを非表示/違反報告)
ria:リア(プロフ) - ゆっき〜なさん» 初めまして!面白いと言っていただけてとても嬉しいです!の仰る通り、夢主ちゃんの白澤、鬼灯の冷徹の白澤様から取らせていただいています!気づく方がいるとは思っていませんでした(´_ゝ`)コメントしていただきありがとうございます! (2017年11月22日 22時) (レス) id: 976e889f70 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき~な - 初めまして…かな?とても面白かったです。あと白澤ってもしかして鬼灯の冷徹の白澤様ですか?神獣って書いてあるし一人称も僕だし、そうかなって思ったのですが違ってたらスミマセン( ´_ゝ`) (2017年11月22日 15時) (レス) id: 597d4e34a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天子 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/53018984a31/
作成日時:2017年5月3日 11時