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黒く黒く-2 ページ10






五「ったく、野暮な年寄り共め。
大体、若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ。

……何人たりともね。」



上層部との対話を終え、目元に包帯を巻く五条悟。
その先には、冬水Aが乙骨憂太に稽古をつけている姿が見えた。





五「やぁやぁ皆!調子はどうだい?」


乙「あっ、えーと…((バコンッ ふぐっ」





『よそ見厳禁!はいっ!私の勝ちね!』




乙「ず、ずるいよAちゃん〜!!」


『ずるくないよ!私も動くのそんなに得意じゃないから、、、あ!そうだ!

コソッ)真希に勝てたら、明日の放課後クレープ食べ行こ!』






何故2人がこんなにも仲を深めたのか、ふた月ほど遡ろう___






┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




コンコンッ


『憂太、ちょっと話があるんだけど…入ってもいいかな?』





ある日の夜、僕の部屋に尋ねてきた人は、常に大量の任務を抱え、あまり会話をした事がないAさんだった。




「…どうぞ、好きなところに座ってください…?」





寮とはいえ、自分の部屋に友人、ましてや女の子を招いたことがない乙骨憂太は密かに心臓を高鳴らせていた。


が、Aの一言で一瞬にして空気が変わった。




『出会った日、里香ちゃんに話したことを貴方にも伝えたいと思って。』



『私も、大切な人を亡くしたの。』



「…!」





これだけは伝えなきゃいけないと思った。
里香ちゃんが怨霊として憂太くんの事を呪ったことにより、憂太くん自身が家族や友人から離れるようになったと知った。
貴方は独りじゃない、そう伝えなきゃいけないと思った。

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てん(プロフ) - すけさん» コメントありがとうございます!!とても素敵な感想を頂いて思わずスクショしてしまいました…今後も期待に応えられるよう頑張りますので引き続き読んでいただけたら幸いです!! (12月22日 14時) (レス) id: aa0c81460a (このIDを非表示/違反報告)
すけ - 初めまして!普段コメントしないのですが主様の描くストーリがあまりにも素敵すぎて…というか文才能力が天才すぎるというか、毎話楽しませて頂いております!そしてイラストも凄く好みでお上手ですのでこれからも楽しみにしてます! (12月21日 22時) (レス) id: 6140921743 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 星雀さん» ありがとうございます(><)本当に自信が無いので褒めて頂いて嬉しいです…もっと練習します💪🏻 (11月14日 23時) (レス) id: aa0c81460a (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - 絵めっちゃ上手ですよー!自信持ってください! (11月7日 21時) (レス) @page47 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - らびおりさん» わー!!コメントありがとうございます‎‎‎🤍他の誰でもない呪言師の棘くんだからこそ、よりもどかしさを感じていただけたと思います…徐々に恋愛要素も入れこみますので今後もドキドキしてもらえたら嬉しいです! (10月28日 3時) (レス) @page18 id: 921adc206a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てん | 作成日時:2023年10月19日 4時

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