思い出と好奇心【呪術廻戦】

京都姉妹校交流会-6 ページ24

．







『あ、憂太来た！』


パ｢随分早かったな｣





みんなでソフトクリーム食べながら待ってたら、憂太が気まずそうな顔でこっちに来た。
なんかあったのかな？




乙｢実は…………”出ちゃった”｣





あ〜なるほど、里香ちゃん……そりゃ早く終わるわ







真｢圧勝だったっけワケか。京都のヤツらに同情するわ｣



棘｢おかか……｣





『でも、そのぶん5人で過ごす時間が増えて良かったよね！』



乙｢Aちゃん……！


あ、思い出した、僕行きたいところあるんだけど_________











　












『憂太の行きたかったところって、ここ？』



真｢清水寺の地主神社か、なるほど。縁結びねぇ？｣ﾆﾔ



乙｢折角ならと思って調べてきたんだ｣



棘｢いくら！｣



狗巻棘が指を指したのは、あの有名な恋占いの石であった。



パ｢確かに、京都自体が呪力で満ち溢れてるとはいえあの石は少し異質だな｣



乙｢あれ、縄文時代からある岩らしいよ｣




なになに？片方に触れてから、目を閉じたままもう一方に向かって歩き、無事にたどり着くことができるか……



『え！やってみたい！』




真｢でもA、呪力で分かんじゃん？｣



『大丈夫！京都のそこかしこで呪力溢れてるから、触らないと分かんなくなってる！』










　









『よし！行くよー！』



私は手前の石に触れ、目を瞑って歩き出した。
左右からも呪力の動きを感じるし、前にも、たぶん憂太たちのだろうけど呪力を感じるから、割と難しい………でも、あの呪力を辿れば！







ﾎﾟｽｯ






『わっ！すみませ……』


ぎゅっ





｢いや、せーかい♡｣








え、この声は……




『悟さん！？』




五｢そろそろ京都校に戻るよって言いに来たんだけど、なんだか楽しそうなことしてるね｣





乙｢(僕の方に来てたのに……!!五条先生に取られた!!)｣




棘｢(お、おかか…………)｣










真希/パンダ｢(あー、こいつら、自分の呪力出力いじっておんなじことしてたな……)｣

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