【urt】居候先は推しの家でした。【usss】 (ページ7)

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遡ること1時間前。
私の荷物は多いから、渉さんとお父さんの車2台で運ぶ手筈になっていた。当然、私はお父さんの車に乗ると思っていたし、まだ出会って間もない、しかも推しの車になんて乗れない気がしていた。なのに。

「せっかくだから、Aは渉くんの車に乗ったらどうだ？」

なんていう爆弾発言を、我がお父様はしてあそばせたのだ。あのニヤついた笑顔で。

という訳で、今私は推しの車の助手席に座っている。…横顔がめためた綺麗ですねどうしたんでしょう!?!?高速に乗っても気遣ってくれるのかなんなのかわからないけど、お父さんみたいにびゅんびゅんスピードも出さないし、おまけにサービスエリアに一旦降りると、「飲みたいものとか食べたいものある？買ってあげるよ」なんていう優男発言をしてくださった。

…そんなこんなで、私はサービスエリアのポテトとレモンティーを買ってもらってしまった。ポテト美味しいなー、なんて思いながら車に乗り込むと、すっ、と目の前に綺麗な手が横切ったかと思えば、ポテトを2本とられた。

『ポテト…！！長いやつが…』
「ん、これ美味しいね」

ふふ、と笑いながらこっちを見られては、別にポテト2本くらいならいいのかなぁ、なんて思ってしまう。これが推しの力なのか…。

「もう1本もらうね」
『えっ…!?』

そんなんなくなっちゃいますよ、ポテト！少ないんだからこのポテト！なんて抗議をする間もなく、またまたポテトをとられてしまった。

『残り半分くらいしかなくなっちゃったじゃないですか…！』
「まだ半分あるんだからいいでしょ、ほら発車するからシートベルトして」

にこにこさっきからとても笑っていらっしゃる…。反応そんなに面白いのかな…？そう思いながら渉さんの顔を見ていると、

「何？ポテトもう1本くれるの？」
『あげません！』

渉さんはあはは、と笑うと車を発車させた。

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明けましておめでとうございます！！！

サボっていて申し訳ありません…。

皆様冬休みの課題は終わらせたでしょうか！！

私は！！終わる気が！！しません！！！！(

皆様いっしょに頑張りましょう…()