狐7匹 ページ7
さてさて
私は...........ん？
«1件のメッセージ»
ん？？誰からだ？...........あー......翔からか......
翔って誰かって？
日向翔陽っていう幼馴染がいるんだよ。
小中同じ、クラスもずっと一緒だった幼馴染
...........そして兄貴に憧れてるやつ
翔陽に出会ったのは小学校からだから......
その頃の私は兄貴大っ嫌いが始まっていたため
【小さな巨人】が私の兄貴ってことは一切言ったことが無い。
言ったら絶対めんどくさいから。
...........あとは幻滅して欲しくないから
翔に今の兄貴を見て欲しくない、知って欲しくなくて今の今まで隠している。
翔がバレーやりたいって私に言ってきた時は本当にビックリしたなぁ......
まさかくそ兄貴に憧れてなんて聞いた時は
胸が痛くて仕方なかった......
でも、翔がバレーやりたいって思いは尊重したかったから一緒にバレーを練習した。
私は日本代表候補ジュニアチームに所属してたけど
それは隠して翔とバレーをいっぱい練習した。
中学も結構苦労したし、最後の大会なんて......
って翔にメッセ返さないと......
ついつい思い出に浸っていた。
とりあえず翔に返信っと......
歩きながら、翔のメッセを読む
翔«優月！入学式どうだった！？»
優月«......普通だよ»
翔«そっか！てか聞いてくれよ！！
最後の大会で戦ったやついたジャン！？
王様！！»
優月«...........影山飛雄？»
翔«そう！そいつ、烏野にいたんだよ！»
『は？』
私は下駄箱前で自分の靴を落とした
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作者名：不死川優月子 | 作成日時：2021年1月16日 11時
