狐37匹 ページ37
ラインギリギリに決めた香山さん
香山「な、なんなん今の！！？
なんや...........めっちゃ奇麗決めれたでぇ！！」
そう、いつもクールな香山さんが興奮して
私にハイタッチを求める
そりゃそうでしょ......だれがセットアップしてると思ってんのﾆﾔﾆﾔｯ
『ナイスキー』
パァッン
反撃の狼煙だよ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私は侑先輩のような上手いセッターではない
ましてやブロッカーでも
ウィングスパイカーでも
オッポジでも
エースでも
リベロでもない＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿じゃぁ
どこかって？
どこだっていいの、だって私全部出来るから＿＿＿_
本来人には得意不得意がある
でも私はバレーを始めてそんな経たないある日
ばあちゃんに
【優月、優月はセッターだけやりたいん？】
いや？別にどこでもいいよ
【なら＿＿＿＿＿＿全部やれるようになってみぃ】
全部？全部やれるようになったら
1番になれるの？
【んー＿＿＿＿＿＿1番ちゅうより天才になれんでぇ！！】
あの時のばあちゃんの言う意味がイマイチ分からなかった。
でも意味が分かってからはあの言葉を言ってきたばあちゃんはある意味クレイジーだと思ったよ
普通は全部なんかできないだけど
ばあちゃん曰く、
【全部できてこそのセッターがおったら最強なんやぞ！！】
って中学生の時、小学生だった私に言ったことを聞いたらそう言われた。
なんか納得しちゃった
だから私は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
天才で＿＿＿＿最強の＿＿＿＿＿＿全部できる
セッターになったんだ
続く (更新停止中)
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作者名：不死川優月子 | 作成日時：2021年1月16日 11時
