ギブアンドテイク ページ11
竜崎｢ははは！なるほどねぇ、素直で宜しい！｣
桃城｢へ？どういう事っすか？｣
不二｢ふふ、ギブアンドテイク、と言った所かな？｣
竜崎｢その通りだ。哀咲はこの部と部員を支える代わりに、お前らのプレイを見て勉強したいって事さ。｣
｢正直に言った方がいいかと思いまして……。私はやると決めた事は必ずやり遂げます。この部のマネージャー、私にやらせて頂けませんか？｣
菊丸｢ごくり……｣
手塚｢……いいだろう。早速明日から宜しく頼む。｣
｢！！……ありがとうございます！皆さん、不束者ですが、よろしくお願いします！｣
河村｢こちらこそ宜しくね！｣
リョーマ｢ちゃんと仕事してよね。｣
｢言われなくてもするよ！｣
海堂｢フシュー……｣
乾｢我々の負担も減って助かる。何が何処にあるか、簡単に説明だけしておこうか。｣
大石｢そうだな。分からない事はすぐ聞いてくれ！｣
｢ありがとうございます！｣
手塚｢今日の朝練終了！解散！｣
一同【はい！！】
こうして、私のマネージャー生活が始まった。
正直不安もあるけど、何より楽しみな気持ちが上回ってる事に私自身驚きだ。
これから頑張るぞー！！
……
キーンコーンカーンコーン
｢さて、部活部活。｣
リョーマ｢放課後は遅刻しないでよね。｣
｢な、分かってるよ！あ、ちょっと待ってー！｣
……
手塚｢全員集合！今から……｣
……
菊丸｢はぁ〜つっかれたァ…｣
｢飲み物とタオルどうぞ！お疲れ様です。｣
菊丸｢お、ありがとねん♪｣
｢河村先輩も、どうぞ！お疲れ様です。｣
河村｢やぁ、ありがとう。助かるよ。｣
乾｢ふむ、やはりマネージャーが居た方が練習の効率が少し上がっているな。｣
桃城｢そッスね！さぁて、着替えよ！｣
ガチャ
桃城｢な、な、なんじゃこりゃー！！｣
海堂｢うるせえ。｣
大石｢何だ！？何かあったのか！？｣
リョーマ｢うわ……すげー。｣
不二｢……部室がピカピカだね。｣
竜崎｢こりゃ驚いた！この部室がこんな綺麗だったことなんてあったかねぇ(汗)｣
｢あ、皆さんが練習している時に、掃除しておきました。部室が綺麗な方が気分も良くなって心持ちが良いかなって……。｣
手塚｢そうだな。助かる。｣
リョーマ｢へぇー、なかなかやるじゃん。｣
｢まだやる事は手探りの状態ですが、これはやっておいて欲しいって事があればすぐ言って下さい。｣
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作者名：ぽー | 作成日時：2019年3月6日 3時
