6話 うそやん ページ7
全国レベルの練習試合とかレベル高すぎだろおい。
貴「というか、氷帝人数少なくないですか？」
忍「そんな全員連れてこれるわけないやろ」
鳳「今日はレギュラーと一軍だけなんですよ」
貴「ああ。……とか納得しといてなんだけどさ」
私はもう一度ある人たちに向けて大きめの声で言う。
貴「なんで引退した3年生がいるんだ」
幸「気分」
真「たるんどる！」
丸「面白そうだろぃ」
仁「プリッ」
柳「データ集めだ」
柳生(以下生)「つきそいです」
ジャ「右に同じ」
貴「真田さん意味わかんねえす。つか全員で答えられても……」
忍「だって暇やしな」
向「だよなー」
宍「後輩のために決まってんだろうが」
跡「アーン？俺様が来なくて誰が来るんだ」
芥「AちゃんがいるC丸井君もくるって言ってたから」
貴「宍戸さんマジ男前っす。そして芥川さん天使マジ天使」
なぜか律儀に全員が理由を述べてくれた。
跡「というか、A」
貴「なんですかべさま」
跡「その呼び方やめろ。それより、この女どもはなんだ。休日に来る人数じゃないだろう」
跡部さんが周りに群がりシャッターを切っている女子に目を向ける。
そりゃそうだ。
なんかほとんどの生徒がいる気がするからね。
なんなのその執着心。
「練習試合の情報が漏れたんですよ」
貴「何事!?」
後ろから唐突に声が聞こえ、私は驚きつつ振り返る。
すると答えた相手は、うるせえよと言いながら私を押しのけた。
貴「おい桃！何すんだてめえ」
桃「なんでお前は和気あいあいとしゃべってんだよ」
貴「知らねえよこっちが聞きたいわ」
桃「ちなみに今8時半だぞ」
貴「……………………………うそやん」
桃の言葉に一瞬思考が停止し、そんな言葉しか出てこなかった。
桃「うそじゃねーよ」
貴「やっべえ遅刻だ！完全遅刻だ！」
「練習メニュー倍にでもしてもらえよ」と言う桃の背中に飛び蹴りをくらわすと、私は光の速さで部室へと駆け出した。
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葉奈(プロフ) - そうですww作者がにこにー推しですww (2015年5月17日 19時) (
レス) id: b46f08eacb (このIDを非表示/違反報告)
ユール - えーと…にこにー？ (2015年5月15日 18時) (レス) id: 63bdae9473 (このIDを非表示/違反報告)
葉奈(プロフ) - ありがとうございます！がんばって更新しますのでよろしくお願いします！！ (2014年11月30日 18時) (レス) id: 884e662617 (このIDを非表示/違反報告)
ｙｕｎｙｕｎ - 合格、おめでとうございます。本当に良かったですね。更新、楽しみにしてますね。 (2014年11月30日 15時) (レス) id: 329a32a11c (このIDを非表示/違反報告)
葉奈(プロフ) - 雪代さん» ありがとうございます！！！ 頑張りますのでよろしくお願いします！ (2014年11月10日 22時) (レス) id: 884e662617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hana1/
作成日時：2013年10月27日 21時
