綾薙学園の女神18【スタミュ第二期】

第318話 ページ10

双葉side

＿＿


貴「公演は成功したんですね…！？」
双葉「うん、魚住からさっき連絡がきたよ！」
貴「…良かった…」


自分のスマホを見せながら説明すると、嬉しそうに顔を綻ぶ(人１)に俺とりっちゃんも笑顔に









すると

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…


双葉「…何だろ…?」
早乙女「廊下が騒がしいね…」


病室の外が騒がしく不思議に思ってると…









ｶﾞﾗｯｯ！

全「(人１)！！」
貴「……皆…」


いきなり扉が開き入って来たのは、魚住や星谷君達だった


星谷「(人１)〜！！」
揚羽「(人１)っ…」
貴「な、泣かないでよ…2人とも…」

申渡「本当に心配しましたよ！？もう大丈夫なんですか！？」
虎石「心配したんだからな〜」ｷﾞｭ…
辰己「…無事で安心したよ」ﾆｺｯ
貴「…く、苦しいっ…」

空閑「(人１)から離れろ、虎石」
虎石「何で俺だけ！？」





悠太君と揚羽君を筆頭に、(人１)に抱きついたり話し合う皆


…やっぱり(人１)は、愛されてるな…


早乙女「…大我、顔が歪んでるよ」
双葉「…りっちゃんもじゃん」


同じチームで仲が良い悠太君達や、幼なじみの申渡君や中学からの付き合いの辰己君達、同じクラスの揚羽君達と仲良しなのは分かる






けどやっぱり、俺より何年も先に出会ってる悠太君達を羨ましいって何度も思ったし、今もそんな彼等に嫉妬している自分がいる…









＿＿


貴女side


貴「皆、公演が終わったらすぐに来てくれたんですかね…」
双葉「それくらい(人１)は大切って事でしょ。俺とりっちゃんも含めて」



数時間後、悠太達は公演の後片付けをしに学校に戻った
どうやら、公演後すぐに私の所に駆けつけてくれたみたいだ

早乙女先輩は、魚住さんに呼ばれ一緒に綾薙に向かい、今は双葉先輩と2人っきりになった

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